愛知県の信号機2-1-1
古い丸型--小糸包丁未遂(包丁世代)


最終更新:2018年3月7日
(2番画像差し替え・3番追加)

交通信号灯器銘板
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愛知県/名古屋市/緑区/大高町二番割/「二番割」交差点
(情報提供感謝:森リンさん)
愛知県内では古い灯器が比較的多く残っています。他県では淘汰されほとんど見られなくなった包丁世代の灯器もいくつかありますが、愛知県内に残っているものは全て包丁世代であっても包丁未遂と同じ設置方法となっており包丁設置は見られません。。
ここのものはその中でもさらに貴重な300mm灯器で、この世代の包丁灯器300mm自体ほとんど見られないと思いますので非常に貴重です。銘板も「交通信号灯器」銘板となっています。1973年(昭和48年)3月製となっており、同じ交差点の違う灯器は1973年9月製で車両用銘板となっているので、この間が境目のようです。
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愛知県/一宮市/大宮3丁目
こちらは1の250mmバージョンです。これも同じく交通信号灯器世代で、他県ならば包丁設置される世代ですが、包丁未遂と同じ設置方法になっており、側面に包丁設置用の穴があります。愛知県内でもこの世代の灯器はかなり減ってきており、低コスト灯器導入後は数えるほどとなりました。レンズは古い三角模様タイプです。昭和48年4月製。
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愛知県/豊田市/「四郷町東畑」交差点
2番と同じ灯器の両面設置のものが2018年現在、豊田市にも残っています。こちらも本来は包丁設置される世代のもので、側面に包丁設置用の穴があるタイプです。こちらも交通信号灯器銘板でレンズは三角模様タイプです。(19)73年(昭和48)2月製です。2番のものと同年なのですが、2番のものは昭和〜年と製造年月が記載されていましたが、こちらはなぜか西暦表記でした。