青森県の信号機7-2
樹脂丸型--二重格子レンズ縦


最終更新:2018年5月17日

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青森県/弘前市/石川春仕内50-4/「春仕内」交差点
青森県内は2018年現在でも古めの樹脂灯器がたくさんありますが、弘前市内の国道7号沿いの交差点の従道側には貴重な樹脂二重格子レンズの縦型300が1基残っています。樹脂の二重格子レンズ自体製造年月が割りと短くまた年代的にも昭和53〜54年と更新対象のものなので、残っている数が多くはありませんが、ここのものはさらに貴重な縦型です。また特に青森県内で設置されているこの世代の樹脂にありがちな元々横型→縦型のものではなく、最初から縦型として製造されたいわゆる純縦であるところも大変貴重です。ただ形式は1V233Pとなっており、なぜか赤だけ300であることを示しています。当初赤だけ300で設置された可能性も考えられなくはありませんが、青森県では赤だけ300を採用していなかったことからその可能性は低く、誤植の可能性が高いと見ています。現に秋田県に昔残っていた同型もオール300で1V233Pとなっていたそうです。昭和53年製です。