北海道の信号機-時事特集
低コスト灯器、北海道に登場編(電材筐体)

最終更新:2017年8月31日
(2番追加)

No.画像・コメント
1









札幌市中央区南6西7




札幌市中央区南5西7

歩灯↓


(情報提供感謝:ぜろえもんさん)
大阪で2017年6月頃から各メーカー設置され始め、話題を呼んでいる低コスト灯器です。地元にいつ来るかと待ちわびておりましたが、割と早い段階で設置されました。低コスト灯器は灯器製造を取りやめた京三以外の日本信号、コイト電工、そして信号電材が新型の筐体を開発し、大阪などでは既にそれなりに設置が進んでいるようです。どのメーカーのものもフードがないフラットな灯器で、レンズ径が従来の300mmより小さい250mmとなっています。北海道で初登場したのは電材筐体のものです。北海道らしく縦型での登場ですが、なんといきなりのオムロン銘板での登場です!
オムロン銘板の通常の電材薄型は既に北海道内で結構設置されているのですが、低コスト灯器もオムロン銘板での登場です。灯器自体は電材の純正の低コスト灯器と全く同じものです。
さて、電材の低コスト灯器の特徴ですが、非常に表面がつるつるした感じで、四角いです。電材筐体のフードレス灯器というと、数年前に開発され、北海道でも設置されたものが思い出されますが、その灯器のようないわゆる丸い耳のような部分はなく、より四角く見えます。またこの灯器の最大の特徴はLED素子部でして、インナーフードとなっており、正面から角度を変えると何が点灯しているかわからなくなります。これによりルーバー搭載しなくても誤認防止ができます。レンズの拡大写真のように四角い枠的なものがあり、これで視認できる角度が狭まっているようです。LED素子は250mm灯器ということで7周と少なくなっています。銘板は灯器の下方の右側に付いており、撮影しにくいです(汗)。形式は1V253Lで2017年7月製となっています。 また今まで現行のLED灯器が300mmだった中で、灯器自体の大きさも小さくなり、250mmになったということで大きな通りなどでの見落としや視認性はどうかというのも話題になっていました。設置された箇所は市電の軌道がある道路に設置されており、実質片側2車線幅がありますが、それほど見落としの危険性はないように感じました。ただ大型車等がいる場合は多少の見づらさはあるかもしれません。周辺2箇所にて設置されていました。今後も増加するのか、また電材純正銘板や京三銘板は登場するかなども期待したいと思います。

同じ交差点の歩灯もLED化されておりましたが、こちらは以前と同じ電材筐体の薄型歩灯で銘板はこちらもオムロン製となっています。
2




















札幌市北区北22西5

札幌市北区北22西5・北21西4
札幌市北区にも登場しました!2017年8月末に2交差点で設置されました。今度は歩灯も他県で登場している素子の見えるタイプのLED+フードレスのものです!素子の見えるタイプのLED歩灯は北海道で初めての設置かと思われます。素子の見えるタイプのLED歩灯は今までだと東京や三重のイメージが強いので地元で設置されるのは非常に新鮮です。こちらもオムロン銘板です。2017年8月製となっており、できたてほやほやとなっております。北22西5・北21西4交差点のほうは車灯が更新されるより前に歩灯のみ京三の薄型歩灯になっていたので、今回は更新されませんでした。