愛媛県の信号機
松下銘板の蒲鉾LED


最終更新:2024年1月27日

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愛媛県/松山市/久米窪田町/「久米窪田」交差点
場所こちら
2024年1月5日撮影
松山市内の国道11号と県道が交差する大きな交差点に設置されている松下銘板の蒲鉾LEDです。この交差点の国道11号側の主信号に2基と県道側の主信号に2基、合計4基設置されています。蒲鉾のLED自体、まだ当時はLEDの採用がそこまで多くない時代であったため、LEDの導入に積極的でかつ京三が多かったような愛媛県の隣の高知県や、奈良県等で多く見かける他はあまり見られませんが、松下銘板となると全国でも3灯式はここのみではと思われます。愛媛県内は松下銘板の灯器が他県に比べて非常に多く、松下銘板の蒲鉾網目レンズや京三セパ筐体の網目レンズ、歩灯も松下銘板の六角歩灯が結構設置されており、LEDの試験的な設置も積極的に行っていたため、この蒲鉾LEDは納得の設置ではあります。なお松下銘板の蒲鉾LEDの矢印であれば大阪府や兵庫県でも設置が確認されています。この交差点は矢印は国道11号側は松下セパの網目レンズの矢印(これはこれで珍しいですが)、県道側は信号電材の一体LED矢印との組み合わせとなっているので、松下の蒲鉾LED矢印は残念ながらありません。2020年11月に撮影しましたが、土砂降りの雨での撮影でしばらく記載していませんでしたが、2024年1月に再撮影をしてきたため、晴れて記載できました。京三銘板の蒲鉾LEDと同じく、この世代のLEDでありがちな素子欠けはこの灯器も著しく、素子欠けしていない灯器は残念ながら一つもありません。なぜか蒲鉾LEDは外側1周が欠けるというパターンが多い気がします。国道11号の西向きの灯器の黄は特にひどく、半分以上素子が欠けています。国道11号の東向きの灯器が青が照度低下はあるものの素子欠けはしておらず、赤も素子欠けなしなので比較的状態が良いです。これだけ素子欠けしていながらも換装されていないのは嬉しいと言えば嬉しいですが、視認性としてはいかがなものかなという話もありますね(滝汗)