群馬県の信号機2
小糸銘板の電材四角ルーバー多眼レンズ


最終更新:2023年8月9日

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群馬県/富岡市/中高瀬(→googlemapで場所を表示)
2023年7月29日撮影

(情報提供感謝:まったんさん)
群馬県富岡市の鋭角交差点に設置されている信号電材筐体の四角ルーバー庇ですが、なんとメーカーが小糸工業となっています!電材筐体のアルミ灯器はOEM設置されているものも多く、分割型であれば小糸・日本信号・京三の大手各社の銘版のものが九州を中心に設置されていますが、一体型世代となると日本信号のものは多くあるものの京三のものはあまり多くはなく、小糸銘板のものに至っては3灯は宮崎県に僅かに確認されているのみの非常に珍しいもので、宮崎県で確認されているものはいずれもブツブツレンズのものなのでここにある多眼レンズのものは大変珍しくここにしかないものかもしれません。そもそも小糸銘板の灯器に多眼レンズが搭載されていること自体極めて稀です。九州ではなく群馬県にこのようなものがあるのは驚きです。この交差点は他の灯器は車両用も歩行者用も同じ年代の小糸の従来LEDとなっている中、ルーバー庇の2基だけが電球でかつ信号電材筐体を使用しています。誤認防止のルーバー庇の灯器ということで別途特注したのでしょうか。形式はH33となっており、また数字の刻印も信号電材でよく見かける風の自体になっているのも面白いです。2005年製。