群馬県の信号機
小糸樹脂赤だけ300mm


最終更新:2023年8月20日

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群馬県/吾妻郡/草津町/草津637-39
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2015年5月31日撮影、2023年7月29日再撮影
群馬県は内陸県であり、樹脂灯器の採用が皆無に近いのですが、有名な温泉地である草津町には樹脂灯器が2箇所見られます。2箇所とも小糸製の樹脂で、そのうち1箇所はオール300mmで他県でも普通に見られる灯器ですが、もう一つのこの交差点にある灯器は群馬県らしく赤だけ300mmとなっており、しかも格子レンズ/ドットレンズ世代の比較的古い世代のもので大変珍しく、以前は秋田県等で見られましたが、かなり昔に絶滅しており、現在はこの交差点でしか確認されておりません。この交差点に6基あります。草津町は非常に有名な温泉地ではありますが、高崎市や前橋市といった都市部から遠く、JR駅もないため、比較的不便な場所です。自分は2015年に撮影したきりでしたが、一眼で再撮影したいと思い、再度高崎市からレンタカーで訪れました。2回とも温泉には入らないで、この信号機を撮影しただけですぐ高崎方面に引き返すという傍から見るとやや奇怪な行動をしてでも撮影時間に充てる価値のある信号機だと思います。昭和59年製で、他県では網目レンズが採用されている世代と思われますが、群馬県は鉄板灯器でもドットレンズ、格子レンズを長く採用しており、この灯器もドットレンズ・格子レンズを搭載しています。この交差点の歩灯も樹脂製となっており、比較的珍しい小糸の樹脂歩灯と非常にレアな日本信号製の樹脂歩灯煉瓦レンズもあり、レアものが集まる交差点となっています。海からかなり離れたかなり内陸の草津町で樹脂が採用されている理由が温泉地であることと関係があるという説もありますが、詳細は不明です。観光地ということもあり、茶塗装となっています。