青森県の信号機
小糸古歩灯(交通信号灯器銘板)


最終更新:2021年11月4日

No.画像・コメント
1





青森県/弘前市/和徳町259
弘前市に残るかなり古い世代の小糸古歩灯です。地元札幌市でも全く同世代のものが2021年現在2箇所に残っていますが、全国的にもこの世代の歩灯はかなり淘汰されてきています。また、この世代の歩灯自体は古灯器がある県ならば残っているところもありますが、レンズが焼けて状態が悪くなりやすく、レンズが後世代のものに交換済みのものが多いです。この交差点には2基この灯器があり、2基ともレンズは未交換のまま残っています。1基は昭和46年8月製、もう1基は昭和46年9月製で、いずれも交通信号灯器銘板です。弘前駅の近くにも同世代の歩灯がありますが、そちらは押しボタン式交差点にあり、赤点灯時間が長くレンズ焼けを起こしたためか、2基とも赤のレンズが後代のものに交換されています。因みに青森県内は比較的LED化のスピードが遅く、古い樹脂歩灯等も結構見られますが、それ以前の昭和40年代の金属製の古歩灯はあまり残っていないようで、特に弁当箱の古いレンズの歩灯等は見られません。