北海道の信号機
京三くちばし庇矢印

最終更新:2024年1月28日

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北海道/滝川市/「新町3」交差点
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2021年6月13日撮影、2023年8月現在現存(ストリートビューより)
北海道内はかつて昭和54〜55年ころ盛んに鉄板丸型灯器が設置され、宇宙人灯器からの移り変わりが意外と早かったようでかつての神奈川県や大阪府ほどではないものの、割とくちばし庇の京三鉄板灯器を見ることができました。2024年現在ではそのほとんどが撤去されましたが、わずかながら札幌市にくちばし庇の250mmが、帯広市に300mmが残っています。かつてはくちばし庇の矢印灯器も札幌市を中心に点在し、そちらも札幌市内からは早い段階で絶滅してしまいましたが、滝川市に2023年現在でもまだ残っている交差点があります。小糸網目レンズ鉄板との組み合わせで設置されています。国道12号と国道451号(バイパス)が交わる大きな交差点なのによく残っていますね。昭和55年製です。
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北海道/札幌市/中央区/「南19西10」交差点
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2014年5月4日撮影
札幌市の国道230号(石山通)と環状通(道道89号)の主要な交差点にもかつてはくちばし庇の矢印灯器がありました。こちらもなぜか滝川市と同じで小糸網目鉄板との組み合わせとなっていました。意外と最近まで残っていて2018年くらいまで残っていましたが、2018年にコイト低コストに更新されました。昭和54年製でした。余談ですが、現在はこの交差点の環状通(道道89号)側が拡幅工事で片側2車線→片側3車線になっており、交差点の風景はがらっと変わって面影がなくなりました。
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北海道/滝川市/明神町2丁目1/「栄町1-6」交差点
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2014年7月29日撮影
1番と同じ滝川市の国道12号沿いの交差点で1番のすぐ近くの交差点です。こちらにもかつてはくちばし庇の矢印灯器があり、こちらは3灯もくちばし庇という豪華(?)な組み合わせでした。1番も同じ滝川市の12号にあったため、滝川市の12号といえばくちばし庇という印象が強いです。この交差点は国道12号が斜めに折れる交差点に設置されていて、くちばしの矢印灯器が2基取り付けられていました。現在は低コストへ更新済です。2019年ころまで残っていたので意外と最近までありました。余談ですが、これを撮影するために札幌から往復180km自転車で日帰りした思い出の交差点です。3灯は昭和54年4月製、矢印は昭和54年12月製です。3灯の製造番号がT33333なのが気になるところ(笑)
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北海道/釧路市/新富士1丁目2
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2023年3月19日撮影、2023年9月現在現存(ストリートビューより)
道東の主要都市の釧路市の国道38号が曲がる交差点にあるくちばし矢印灯器です。こちらは横の樹脂丸型との組み合わせとなっています。釧路市はさほどまだ更新が進んでいないこともあってか二桁国道沿いの大きな交差点に2023年現在でも残っています。樹脂も昭和55年製の京三樹脂となっており、くちばし矢印と同年代となっています。くちばし矢印はかつてくちばし灯器が多かった大阪府や神奈川県でも既に絶滅済だそうで全国的にも極めて珍しいものとなっているようです。釧路市内ではここの他、旭跨線橋上の交差点にも宇宙人3灯との組み合わせで設置されていましたが、そちらは既に撤去済です。この交差点に1基のみあります。