北海道の信号機3-2
OEM灯器--京三銘板の小糸アルミ灯器

最終更新:2019年2月5日

No.画像・コメント
1

北海道/札幌市/豊平区/月寒東1条15丁目
北海道で比較的多く見られる京三銘板の小糸アルミ灯器(D型)です。このアルミ灯器と京三銘板の同世代の歩灯が同じ交差点に設置されている場合、かなりの確率で車灯も京三銘板です。北海道はセパ灯器を嫌う傾向にあったため、京三の一体筐体(カマボコ)が設置されるまでの時期に一部設置されていたのではと思われます。平成10年製で形式は1V33Dとなっています。他県では他に福岡県に同型の横のものが大量にありましたが、そちらは現在淘汰されてしまっているようです。
2


北海道/札幌市/北区/屯田3条7丁目
1番より新しい世代の京三銘板の小糸アルミ灯器です。こちらは形式VAC-1V33と京三純正の灯器(いわゆるオマル灯器)と同じ形式となっています。この灯器は電球式を長く採用された県に見られ、当時既に電球灯器を製造終了していた京三が小糸アルミ灯器をOEM提供したものと思われます。北海道では薄型が採用されつつあった時期なので数は少ないですが、数箇所各地に点在しているようです(札幌市内数箇所と白老など)。同型の日本信号銘板のものも北海道内にあります。因みにこの灯器、黄・青の庇が他社製のものとなっています。2009(平成21)年製です。