北海道の信号機
陸運銘板の小糸筐体の車灯

最終更新:2019年

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北海道/小樽市/「錦町」交差点
北海道内では、全国的にほとんど見られない陸運銘板の小糸灯器が多少見られます。銘板を見ないと全く小糸の灯器と区別がつきません。
ここのものは小糸包丁未遂300mmです。しかしこの世代の灯器自体北海道内ではほとんど見られなくなっているので非常に貴重です。昭和51年製。
この交差点に2基あります。少し前までは小樽市内に点在していましたが、撤去が進み、2015年現在残っているのはここくらいかもしれません。2018年に遂に更新されてしまいました。これを以って陸運の包丁未遂は絶滅かもしれません。。
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北海道/小樽市/奥沢1丁目22
小樽市内に残っていた陸運製の包丁未遂300です。1と同じもので、昭和51年製です。この交差点に2基ありました。同交差点の歩灯も陸運製でした。2基のうち1基は青の庇が外れていました。そのためか他の場所で残っていたものより早めに転用の京三薄型に更新されました。
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北海道/小樽市/山田町2
こちらも小樽市内に残っていた陸運銘板の包丁未遂です。 こちらは誤認防止のため、横向き庇となっていて非常にレアです。この交差点の歩灯も、陸運銘板の古い歩灯が2基あり、さらに交通システム銘板の電材筐体の歩灯が2種類(1基ずつ)あったりと、陸運・交通システム系のネタが揃った大変貴重な交差点でした。現在は京三VSSに更新されています。
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北海道/小樽市/梅ケ枝町
(情報提供感謝:シチさん)
こちらは1の250バージョンです。この世代の灯器自体かなり淘汰され、なかなか残っていないですが、陸運銘板となると北海道ではここのみかと思われます。非常に貴重です。昭和51年製です。因みにこの交差点は1のすぐ近くの交差点です。2016年には更新され、陸運の包丁未遂250は残念ながら絶滅してしまいました。
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北海道/岩見沢市/1条西1
かつて岩見沢市街地に残っていた陸運製の包丁未遂250です。この交差点に3基ありました。同じ交差点の同世代の歩灯も陸運製です。後にこの陸運の包丁未遂250は電材薄型面拡散に更新されましたが、陸運銘板の歩灯は2019年7月現在まだ残っています。
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北海道/札幌市/北区/北14西4
上の包丁未遂より1世代新しい灯器。庇は包丁未遂と同じですが、灯体は通常の鉄板灯器となっているものです。これもなかなか見ないですね。
裏には電材薄型になっています。以前はこの灯器が主灯器として設置され、補助灯器が京三鉄板(横)となっていましたが、京三の鉄板のみ撤去され、この灯器が補助信号となりました。帯広市内の国道38号にも同型がありましたが、撤去済です。
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北海道/中川郡/池田町/利別本町3-1
3番の札幌市内にある灯器と同世代の陸運銘板の鉄板灯器です。帯広市の国道38号にあったものを最後に、札幌市以外ではもう見られなくなってしまったかと思いましたが、2021年1月現在池田町の国道242号沿いに残っていました!道東の十勝やオホーツク方面ではこの世代の所謂斜め庇の小糸鉄板丸型(ドットレンズ世代)がちらほら残っているのですが、その大半が銘板を確認しても小糸製で、陸運銘板はもうないのかと思っていましたが、池田町にひっそり残っていました笑
歩灯も同じ世代の陸運銘板のものがあります。昭和54年7月製です。
因みに同じ交差点のもう1基の車灯は、京三銘板の鉄板丸型(横)となっており、こちらもついつい陸運銘板を期待してしまうものですが、残念ながら普通に京三でした()