北海道の信号機
樹脂二重格子レンズ

最終更新:2020年5月17日
(4、5番追加)

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1 300mm






250mm


北海道/室蘭市/「宮の森町2-8」交差点
製造期間が比較的短く年代的にも結構古いため、樹脂採用県でも現在ではなかなか見られなくなりつつある二重格子レンズです。かつては300mmは鳥取県・千葉県などで、250mmが長崎県、岩手県などで見られましたが、その大半が撤去され、樹脂が未だ多く残っている愛知県で250mmをちらほら見かける程度となっています。北海道ではLED化率が最下位で比較的沿岸部で古めの樹脂が残っているのもあり、かなり少ないながら数箇所でこのレンズが残っています。ただ北海道は300mmの率が高いため、そのほとんどが300mmで、250mmはこの室蘭市の1箇所でしか今のところ確認できていません(以前は函館市にもあったようです)。300mmに関しては室蘭市と苫小牧市で数箇所、洞爺湖町でも確認しております。この交差点は250mm、300mmの二重格子レンズが揃っており、誤認防止庇のものも2基あり(300mm)、貴重な交差点です。 昭和54年製。
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北海道/苫小牧市/啓北町2丁目12
こちらは苫小牧市の押しボタン式交差点に残る二重格子レンズの樹脂です。こちらは300mmのみ2基あります。昭和54年製。
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北海道/北斗市/本町2丁目1
北斗市旧大野町の中心部にある二重格子レンズの樹脂です。函館近辺では唯一残る二重格子レンズかもしれません。この交差点に1基設置されています。昭和52年製とこのタイプの中でもかなり古めです。
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北海道/虻田郡/洞爺湖町/本町・旭町
洞爺湖町の国道37号沿いの洞爺駅近くの交差点にある二重格子レンズ300mmです。伊達、洞爺湖方面は2020年現在まだまだ横の樹脂が残っており、二重格子レンズ世代のものもまだあるようです。この交差点に2基あります。昭和54年製。
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北海道/室蘭市/栄町1-7
室蘭市の室蘭駅周辺にある樹脂二重格子レンズです。押しボタン式交差点に2基あります。昭和54年製です。1基は通常通り、形式は1H33Pとなっていますが、もう1基はなぜか250mmの形式である1H23Pとなっています。元々250mmだったのか、刻印ミスなのか謎です。