南会津町の国道121号(・国道400号)と国道352号が交差する主要な交差点にある灯器です。福島県らしく250mm矢印が設置されています。会津地方の豪雪地帯に設置されているので縦型での設置です。250mm矢印は3基あり、うち2基は樹脂丸型、1基が鉄板丸型となっています。会津地方は内陸ということもあり、元々樹脂の割合は低めです(福島県自体そこまで樹脂が多いわけではない)。また何かの試験的なものなのか、樹脂灯器のほうは1基だけ、赤、黄、青とだんだん庇が短くなっていて面白いです。それに付いている250mm矢印も短い庇となっています。またここはサイクルも変わっていて、単なるT字路ではなく、Y字路のような形となっていて、実質全方向の道路のサイクルが別になっています。両面で左矢印(・左斜め矢印)が設置されているという交差点はあまり見られない気がします。樹脂の3灯は2基とも形式が1V23"G"となっていて豪雪の縦型であることが示されています。また矢印もしっかり豪雪縦型に合わせた向きで設置されています。樹脂の3灯は昭和56年製、矢印は昭和55年製、鉄板は3灯が平成7年製、矢印が平成8年製で形式がA21となっています。
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