鹿児島県の信号機
鹿児島市電


最終更新:2018年4月25日

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鹿児島県/鹿児島市/鴨池1丁目/「郡元電停」
鹿児島市市街地には路面電車が走っており、路面電車用の信号機がいくつか設置されています。この郡元電停交差点は、路線が交差する場所なのですが、様々な灯器が設置されています。まず交差点には電車用の黄矢印2つ、赤×の3灯が設置されているのですが、1基は小糸の斜め庇の古い世代の250mm灯器、もう1基が日本信号製の3代目250mm灯器となっておりいずれもかなり古い世代のものとなっている一方、上の3灯は小糸薄型LEDとなっており、世代の差が著しいです。通常であればこれだけ古い灯器であれば一緒に薄型LEDに更新されそうなものですが、電車用の灯器と通常の灯器では管理が違うということなのでしょうかね。面白い組み合わせです。NS3代目丸型のほうは形式1H23、昭和53年製となっており、小糸古丸型のほうは残念ながら銘板は撮影できませんでした。
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鹿児島県/鹿児島市/郡元2丁目/「郡元電停」付近
1番の交差点の近くの電停付近に設置されている灯器です。黄矢印と赤×の2灯や黄矢印2つ+赤×の3灯などがあります。灯器は電材製分割灯器で日本信号銘板となっており、ほとんどブツブツレンズ世代のものですが、2基のみ網目レンズ世代のものもあります。網目レンズのものは設置方法が変わっていてまるで自立歩灯のような設置方法になっています。
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鹿児島県/鹿児島市/東谷山2丁目6/「谷山電停」付近
鹿児島市電の終点の谷山電停付近にある灯器です。近年まで角型が残っていたそうですが、現在はNS分割灯器となっています。 黄矢印・赤×の2灯と、黄矢印2つ赤×の3灯があり、2灯は普通にブツブツレンズですが、なぜか3灯のほうは網目レンズとの組み合わせとなっています。また2灯のほうは銘板は形式がなぜか1H33となっており、250mmの2灯式なのにレンズも灯数も一つも合っていないという状態になっています。さらに電材分割網目レンズの黄矢印と赤×の2灯もあります。
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鹿児島県/鹿児島市/中央町/「鹿児島中央駅電停」付近
鹿児島中央駅付近にある電車用灯器です。こちらも1と同じような感じで3灯は小糸のLED灯器になっているのに対し、路面電車用灯器のみ電球灯器になっています。1基は左折・右矢印が茶塗装のLED矢印ですが、電車用の黄矢印のみ白塗装の小糸アルミの網目レンズ灯器となっており違和感があります。もう1基も電車用矢印のみ電球でオマルブツブツレンズのものとなっています。こちらは塗装色は茶色にはなっています。
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鹿児島県/鹿児島市/中央町/「鹿児島中央駅電停」付近
こちらも鹿児島中央駅前にある灯器です。黄矢印と赤×のNS一体の2灯が縦と横両方あります。
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鹿児島県/鹿児島市/加治屋町13-8/「高見馬場」電停
路面電車の線路が交差する交差点です。ここにはなんと珍しく黄矢印、赤×の4灯灯器があります!形式も1H34となっており、4灯であることが示されています。その他黄矢印と赤×の3灯灯器もあります。
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鹿児島県/鹿児島市/大黒町/「いづろ通」電停(いづろ交差点)
路面電車が左折する交差点です。ここは交差点中央に灯器が集約された変わった設置方法となっています。灯器は小糸のLED灯器で、緑矢印と黄矢印、赤×の3灯です。
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鹿児島県/鹿児島市/浜町/「鹿児島駅電停」付近
鹿児島市電の始発駅の鹿児島駅付近の灯器です。ここにもなんと4灯がありまして、黄矢印、赤×、数字の1、2の構成となっています。日本信号製となっており、1H24とこちらも4灯であることが示されています。