神奈川県の信号機2-3
おまけの1灯+赤赤灯器


最終更新:2020年8月1日

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1 赤赤2灯


おまけの黄1灯



神奈川県/川崎市/川崎区/浮島/「東亜燃料前」交差点
神奈川県内の交差点では、点滅制御の交差点で点滅の際、3灯を使わず、下に1灯を取り付け、点滅させるという交差点がいくつか見られますが、川崎市の浮島地区の国道409号沿いにはその所謂「おまけの1灯」と兵庫県のような赤赤の2灯が一緒に設置されている交差点が数箇所見られます。国道409号には平行して貨物線が走っており、その踏切があるため、青ではなく黄点滅で進行させるため、黄のおまけの1灯がこの交差点には設置されています。黄点滅させる際は3灯ではなく下の黄が点滅し、通常の黄、赤点灯は3灯を使用するのは県内の他の箇所と同じです。また交差点手前の踏切には赤赤2灯が設置され、交差点の灯器が黄点滅時に左赤が点滅、交差点の灯器が赤点灯時は赤というサイクルで踏切での一時停止を促しています。灯器は3灯とおまけの1灯は小糸のアルミで平成14年製です。赤2灯は京三VLAのプロジェクターLEDとなっていて赤赤の本場、兵庫県でもおそらく見られないであろう珍しいものとなっています。こちらは2004年製。
2 赤赤2灯




おまけの黄1灯


神奈川県/川崎市/川崎区/浮島/「ゼネラル石油前」交差点
こちらも1番と全く同じ構成で、交差点の灯器がおまけの黄1灯付きの3灯、踏切手前にVLAプロジェクターLEDの赤2灯となっています。
3 赤赤2灯



おまけの黄1灯


神奈川県/川崎市/川崎区/「小島町」交差点
こちらも1番、2番と同じような構成の交差点ですが、灯器が少し違い、交差点の灯器が小糸のアルミの庇が浅いタイプのもの、黄1灯のみ庇が深いタイプのもので、3灯が平成9年製、黄1灯が2002(平成14)年製と時期に少し差があります。また赤2灯もこちらは小糸製のアルミとなっており、2003(平成15年製)です。サイクルは1番、2番のものと同じです。
4 赤赤2灯


おまけの黄1灯



神奈川県/川崎市/川崎区/小島町/「京浜工業団地前」交差点
こちらも構成としては1〜3番と同じですが、サイクルが微妙に違います。おまけの黄1灯のほうのサイクルは同じですが、赤2灯のほうがなぜか交差点の灯器が黄点滅の際、右赤が点滅し、交差点の灯器が黄ないし赤のときは左赤が点灯します。3灯とおまけの1灯は小糸アルミの深い庇で2002年製、赤2灯も同世代の小糸アルミの深庇のもので2002年製です。
5 赤赤2灯



おまけの黄1灯


おまけの赤1灯






神奈川県/川崎市/川崎区/小島町/「殿町インター下」交差点
1〜4番は踏切に隣接するT字路交差点でしたが、この交差点は十字路交差点となっていて、おまけの黄1灯、おまけの赤1灯、赤赤2灯が全て勢揃いしており、面白いです。踏切を通過した後に交差点がある側はおまけの黄1灯が、踏切の手前に交差点がある側は赤のおまけ1灯があり、それぞれ青は点灯せず、点滅で進行させ、点滅のときは3灯ではなく、1灯の黄、1灯の赤を点滅させます。赤点滅側は黄にはなりません。踏切手前に赤2灯があり、交差点の灯器が黄点滅すると、左赤が点滅します。灯器はおまけの黄1灯が付いている灯器が3灯、1灯共に小糸アルミの深い庇のタイプで2002年製、赤2灯が同じく小糸アルミの深い庇のタイプで2002年製、赤1灯付きがいずれも京三のVLAのブツブツレンズなのですが、3灯は2004年製、1灯は2006年製と製造年にやや開きがあります。
なお、現在は小糸アルミの3灯と京三アルミの3灯がLED電球となっているようです。