高知県の信号機
青と赤の庇が異なる歩灯


最終更新:2024年1月14日

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高知県/香南市/夜須町千切
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2024年1月6日撮影
信号電材の庇が内側に取り付けられた(レンズにぴったりに取り付けられた)所謂内庇タイプ(前期方)と庇が外側についた外庇タイプ(後期型)への過渡期と思われる歩灯で庇は外側に取り付けられていて、庇の形は丸みを帯びた内庇タイプとなっている折衷型となっています。かつては福島県や宮城県、宮崎県で設置が確認されたいたものの全国でも数箇所レベルでしか確認されておらず、設置された数はごく僅かと思われます。この交差点の歩灯8基全てがこの灯器となっており、そのうち1基がここで紹介する灯器で、赤のみ後代の同じ信号電材の外庇タイプの角ばった庇となっています。ちょうど2世代の角ばった庇と内庇の比較ができて非常にユニークな灯器となっています。青の庇は本来の庇となっていますが、テープが貼ってあることから事故か何かで破損し、それにより赤庇を後代の外庇に交換したのではと思われます。平成11年製。