三重県の信号機1-3
角形以外の古灯器--古い金属丸型灯器


最終更新:2016年11月12日

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日本信号製
1 直角庇




愛知庇



三重県/桑名市/長島町福吉/「福吉橋南」交差点
三重県と愛知県ではNSの古丸型で他県の庇とは違ういわゆる直角庇を装着した灯器があります。隣の愛知県にはそれなりに数が残っていますが、三重県では更新が進み今やほとんど残っていません。庇の裏が白いものとなっており、車両用銘板世代で昭和48年製です。この交差点に1基あります。同じ交差点には同世代の古灯器で、こちらも主に隣の愛知で設置されている通常のこの世代の丸型の庇よりも浅い庇のものが1基あり、こちらも貴重です。因みにこの庇のものは愛知・三重以外に大阪などでも僅かに確認されているようです。こちらも車両用銘板世代で昭和48年製となっています。この交差点は押しボタン式交差点となっており普段は点滅しています。
小糸工業製
1




三重県/桑名市/長島町福吉/「福吉」交差点
上のNSの直角庇・愛知庇の灯器がある交差点のすぐ近くにある包丁未遂の縦型です。包丁未遂自体は古灯器が残る県でたまに見られますが(だいぶ減ってきていますが)、縦型のものはなかなか見られません。格子レンズのもので、車両用銘板・昭和52年製です。この交差点も常時点滅となっており、交通量がかなり多い交差点であるので普通の制御でも良い気がしましたが、すぐ近くが国道23号との離合になっており、車がたまるのを防ぐため敢えて点滅動作となっているようです。