中津市の住宅街に1基だけ設置されている赤だけ300mm灯器です。大分県では赤だけ300mm灯器は採用されていなかったため、赤だけ300mm自体県内ではここでしか確認されていないようです。個人的には鳥取や秋田のもののように製造時から赤だけ300だったわけではなく、蓋を後から交換したものではと思っておりますが(大分県は蓋をはめ変えた事例がいくつか見られるため)、赤のレンズと庇が割れていたり、蓋の部分や庇を見ても赤だけ新しいというようには見えず、もしかすると製造時から赤だけ300であったことも考えられます。銘板は大分県名物とも言える立石電機製となっており、立石で赤だけ300となるともしかするとここでしか見られないレアものと言えるかもしれません。昭和55年製と古めの世代です。
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