カンボジアの信号機1 矢印組み込み灯器 |
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カンボジア/プノンペン都 場所はこちら | |
2025年2月8日、2025年2月9日撮影 プノンペンの郊外、まだ開発途中のエリアの広い十字路に設置されている信号機です。プノンペンにある日本製の信号機のほとんどがコイト電工製ですが、この交差点にある4基は全て信号電材製となっています。この交差点には歩灯は設置されていません。コイト電工の信号機が大量に設置される前は数は少ないながら信号電材の薄型LEDが複数の交差点でかつては設置されていたようですが、その大半がコイト電工の灯器に置き換わっています。しかもこの交差点にある信号電材の薄型LEDは単なる薄型LEDではありません。まず矢印が青の位置に組み込まれています。それだけなら日本でも山口県等でありますが、、、なんとその組み込まれた矢印が直進と右折の二股矢印となっています!かつて日本でも大分県で似たような矢印があったそうですが、自分が信号機活動するかなり前に絶滅しており、まさかのカンボジアで初撮影です!しかもこの組み込まれている直進・右折の二股矢印は形がなんだか標識のようなものとなっており、非常に独特なものとなっているのも大変面白いです。これを見るためにわざわざ日本からプノンペンに来たと言っても過言ではありません。灯器は電材薄型でもなんと東京都で設置されている薄耳の警管仕のものとなっており銘板も警管仕22号となっています。北向きの1基は矢印に銘板が付いておらず、東向きの1基は矢印の銘板もなぜか3灯のもの(形式は1H3GYR)となっています。いずれも平成17年製で結構初期の薄型LEDであり、既に20年が経過しています。西向きの赤の素子欠けがひどく非常に暗くなっています。銘板はプノンペンにあるコイト電工製のものは全て英語表記となっていますが、信号電材製のものは日本と全く同じ日本語表記の銘板となっています。またプノンペンのコイトの薄型は基本的に青が左、赤が右ですが、この灯器は日本と同じように赤が右となっています。素子欠けがひどいのもありますし、近いうちに撤去されてしまうかもしれません。 サイクルも面白くて、直進・右折矢印のみ点灯→直進・右折矢印が点滅→黄→赤+左矢印→赤が点灯しながら左矢印が点滅→赤点灯という形で基本的には左折分離(日本で言うところの右折分離)の制御の中に歩灯のような動作が組み入れられていて面白いです。矢印が点滅するというのも日本では見られませんが、実際見ると結構不気味です(笑)。アームが円筒という感じの太いアームですが、無駄に長くて持て余していたり、横から見ると空洞になっていたりと何かと不恰好な設置なのも面白いです。 動画(youtube)はこちら |