埼玉県の信号機
小糸西日対策歩灯(希少種)


最終更新:2024年3月30日

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埼玉県/越谷市/越ヶ谷本町5/「越ヶ谷本町」交差点
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小糸の西日対策歩灯のレンズは大まかに分けて2種類あり、一つはレンズ部がややぼやけたツルツル感のある西日対策レンズ、もう一つが小糸の通常の歩灯のレンズと模様は同じで色が通常より黒っぽく横線が入ったようなレンズです。前者のレンズは西日対策に積極的な県を中心に数多くあり、さらに庇が深いものと通常と同じものの2種類があります。一方後者のレンズは前者のレンズよりも前に設置されたレンズであり、当時はまだ西日対策レンズの歩灯を採用した県が極めて少なかったこともあり、全国的にもほとんど見られないレンズです。このレンズは主に西日対策の導入が早かった東京都内で同社製の車両用の西日対策レンズである通称渦巻きレンズとセットで設置されることが多かったのですが、東京都は既にLED化率100%を達成しており、全く残存しておりません。東京都以外でも僅かながら設置はされていたのかもしれませんが、現状確認できているのはこの交差点と宮崎県の2箇所のみとなっている大変貴重なレンズです。実際見てみると車両用のダークアイレンズのような形で、非常に暗い色合いとなっています。宮崎県のものと違い、埼玉県では歩灯の大半をLED電球化していて、この灯器も例に漏れずLED電球化されています。この交差点に東向きに1基だけあります。