北海道の信号機9-a
札幌市電用
祝!!ループ化!!


最終更新:2015年12月20日

画像・コメント
西4丁目電停




札幌市内の中心部〜南部にはコの字型に市電が走っていましたが、2015年12月20日、西4丁目〜すすきの間が開業しループ化が実現しました。そのため市電が折れる、南1西4丁目交差点・南4西4丁目交差点には市電用の信号機が新設されました。画像は南1西4丁目のものです。3灯は電材面拡散、電車用の矢印はコイト薄型となっております。元々あった札幌市電用の灯器は黄矢印のみの灯器ばかりでしたが、新設されたものは、黄矢印と赤×の2灯の縦型となっています。形式は1V2RYTC2となっています。
すすきの電停





こちらは南4西4交差点に新設された灯器です。1基はNS拡散+コイト薄型縦2灯で、電車用に関しては南1西4のものと同じもの、もう1基はコイト薄型の横型2灯となっています。 形式は縦2灯のものが1V2RYTC2、横2灯が1H2RYTC2です。
資生館小学校前電停







市電が折れる交差点に設置されている市電用の黄矢印です。この交差点には3基市電用の矢印があり、1基はNS銘板の電材筐体矢印、もう1基が小糸丸型矢印、もう1基がなんと京三角形矢印300です。 この時代に角形矢印が電車用とはいえ残っているのは非常に珍しいですね!残念ながら銘板は付いておりません。しかもTYライトに交換されているようで世にも珍しい角形筐体のLED灯器となっています。同じ交差点の丸型黄矢印にもTYライトが使用されているようです。
幌南小学校前電停





市電が折れる交差点に設置されている市電用の黄矢印です。鉄板と樹脂黄矢印の組み合わせとなっており、 黄矢印はNS製です。ここのものもTYライトに交換されているようで、光り方にむらがあります。
電車事業所前電停
市電用-1



市電用-2


市電用-3


市電用-4


市電用-5



市電用-6


市電用-7

市電用-8(撤去済み)
電車事業所前の交差点に設置されている市電用灯器です。ここには市電の車庫があるということでたくさんの灯器があります。市電用-1は金属丸型+丸型1灯×3となっており、珍しく250mm灯器となっており矢印も250mmとなっております。NS製の鉄板内庇灯器です。↑×→の構成となっており↑は通常は点灯しません。矢印2つは網目レンズ、赤はブツブツレンズとなっているのも面白いですね。市電用-2は1の向かい側にある灯器で、通常は×が点灯しています。灯器は1と同じくNSの鉄板内庇ですが、×、↑共に網目レンズとなっており、また銘板が1個しかついておらず、形式も1H22と2灯扱いとなっています。市電用3〜6は目立たせるためか、背面板市電用-3はNS一体型2灯で┃┏を表示する灯器で普段は┏が点灯しています。色は白色で、おそらくこちらもTYライトとなっています。市電用-4は黄矢印と×の2灯となっており、灯器は3と同じくNS一体型です。市電用-5は交差点手前にあるNS銘板の電材筐体の白1灯です。こちらもTYライトが使用されています。市電用-6はNS一体型の白1灯で2基あります。こちらもTYライトです。市電用-7は京三角形 300mm黄1灯です。電車用とはいえ角形が残っているのは貴重ですね。市電が接近すると点灯していましたが、いつからか点灯しなくなってしまいました。。銘板はありません。市電用-8は市電用-7と同じ京三角形黄1灯ですが、撤去されてしまいました。
西15丁目電停





市電が屈折する交差点です。ここはカマボコレモンと樹脂黄矢印の組み合わせです。黄矢印はNS製平成12年製のかなり新しい樹脂で、こちらもやはりTYライトになっています。