石川県の信号機
樹脂二重格子レンズ1灯

最終更新:2023年5月13日

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石川県/白山市/桑島(旧白峰村・白峰隧道付近)
石川県旧白峰村の山奥の国道157号の丁字路交差点に設置されている背面板付きの黄1灯です。県内他にあるような予告信号として設置されているわけではなく、丁字路の従道側が車両が来ていることを注意喚起するために国道157号に設置されているようで、従道側の感知器で車を感知すると、この黄1灯が点滅します。感知した直後数秒間点滅した後一旦消灯してまた点滅するようなサイクルとなっていて、従道側に車がいないときは消灯しています。灯器が非常に珍しい樹脂二重格子レンズの250mmの黄1灯となっており、近年は3灯の樹脂二重格子レンズも珍しくなっていますが、250mmの1灯となると全国でもここのみかもしれません(300mmのものならば香川に赤1灯のものが以前ありました)。庇が残念ながら外れてしまっています。因みに従道側は桑島大橋という橋になっていますが、この橋梁を通る車両は山間部ということもあり撮影時ほとんどおらず、点灯時を撮影するには非常に苦労しました。逆方向にも黄1灯がありますが、こちらは蛇の目レンズの比較的新しいものとなっています。昭和53年製です。従道側には石川県でよく見かける"とまれ"灯器がありますが、こちらもやや特殊で主道側(国道157号)の従道から見て左側(トンネル側)からの車両が来たときのみ赤文字の"とまれ"が点滅するようになっています。