信号旅行記
東京都・静岡県・川崎市探索(2日目)
探索日:2012年9月15〜17日

2日目は都内の角形が残っている交差点をなるべくたくさん撮影しました。一部2011年5月に来たところを再撮影しています。
五反田駅(5:05)→JR山手線→駒込駅(5:34)
駒込駅(5:45)→地下鉄南北線→王子神谷(5:51)
朝は4:30に起床。ちょっと眠いです。
五反田から山手線を約半周し、駒込まで。駒込から地下鉄で王子神谷まで。
王子神谷駅から少し歩いたところの豊島7丁目にある陸運銘板角形。この交差点のある通りはかなりが電材面拡散型に更新されていますが、ここはまだ残っていました。貴重ですね。因みにこの交差点の歩灯も陸運銘板でした。
また先ほどの交差点から少し歩いて…
有名な「新田3丁目」交差点へ!ここには非常に貴重な日本信号濃色とさらに京三両面もあります。特に日本信号濃色は都内でもここだけだと思われます。まだちゃんと残っておりました!都内の角形がこれだけ更新されているのに残っているのはすごいですね。
2011年5月にも来ておりますが、その時は日没後の撮影となってしまいましたので再撮影です。今回は早朝のため東日が差し込み個人的には満足した日本信号濃色の写真が撮れました。
新田3丁目(6:33)→バス(王41)→王子駅(6:46)
王子駅(6:50)→JR京浜東北線→日暮里駅(6:58)
王子神谷駅まで歩けない距離ではないですが、足が痛くまたすぐにバスが来るようなのでバスで王子駅まで行きました。王子駅からは京浜東北線で日暮里へ。日暮里駅近く尾久橋通り東日暮里5丁目交差点にあったという京三角形縦と横が残っていたらしいのですが、残念ながら既に日本信号薄型に更新されておりました。
日暮里駅→JR山手線→高田馬場駅
高田馬場駅(7:35)→西武新宿線→久米川駅(8:00)

↑高田馬場駅(西武)
今回はなぜか山手線をよく使っています…。
高田馬場からは西武新宿線で一気に東京都西部へ。



↑久米川駅付近に残る角形。
久米川駅南口付近は現在では大変珍しく3箇所固まって小糸の角形が残っています!まず駅南口すぐのところにあるのが一番上段の角形で小糸の新しい世代のもの1基。そしてその隣の交差点は貴重な小糸全周折りフード世代の角形2基と陸運両面角形2基ある大変貴重なオール角形交差点でさらに2つ行った交差点には小糸片面と小糸両面が1基ずつある(歩灯の一部は薄型に交換)交差点があります。このような地区はここと滝野川くらいしかもうないのではないかと思います。
久米川駅→西武新宿線→
小平駅→西武拝島線→
萩山駅→西武多摩湖線→一橋学園駅
西武線を乗り継ぎ、一橋学園へ。去年5月にもこの駅に来ていますが、その時は駅前しか見なかったので。今回は周辺の角形を色々見て回ります。

↑一橋学園駅前
一橋学園駅前には以前は黄黄赤や赤黄赤などの変則3灯や1灯点滅などがあったそうですが、現在は京三薄型LEDに更新されまたサイクルも以前と変わったのか、1灯点滅は廃止されました。因みに現在は赤点滅は右端の赤、黄点滅は真ん中の黄色が普通に点灯します。面白みがなくなり残念ですね。去年5月に来たとき既に更新されていました。
一橋学園駅から東へ行くと…
陸運片面が1基残っていました。小平市内は両面角形はないようですが、片面はまだ点在しているようです。
さらに東へ行き「小平九小南」交差点。
ここには日本信号の縦角形2基と認知防止庇の横型1基あります。ここもなかなか貴重ですね!
しばらく歩いて今度は一橋学園駅の西へ行きます。また陸運片面が2基ありました。
上の北隣の交差点。今度は日本信号片面が。しかも同じ日本信号角形1灯点滅もあります!
上のさらに北隣。今度は京三角形が。
世代的は新しいのですが、なぜか庇が緑色に変色?しています。
一橋学園駅→西武多摩湖線→国分寺駅
国分寺駅→JR中央線→立川駅
再び一橋学園駅へ。今度は西武、中央線と乗り継いで立川へ。
立川市市街地にある陸運角形横250と縦200です。特に陸運縦200mmはなかなか見られないですね。1日目に府中で見たものより世代的に新しいです。
立川南駅→多摩モノレール→高松駅今度は多摩モノレールに乗って立川市北部へ。
モノレール高松駅から裏道をしばらく歩いた交差点。ここには日本信号片面2基、両面2基があるオール角形交差点。世代的には新しい角形ですが、最近は日本信号両面自体なかなかないですね。
高松駅→多摩モノレール→立川北駅
立川駅→JR中央線→八王子駅
立川に戻り今度は中央線で八王子へ。八王子を探索するのは今回がはじめてです。
八王子市街地も大分角形が減っているらしいですが、まだ残っているところもあるようです。まずは国道16号沿いにある角形1灯です。京三製で認知防止庇となっています。
上の近くにあるオール京三角形交差点。1基だけ認知防止庇となっています。
上から北上した交差点。ここはオール陸運片面角形となっています。縦角形250mmは特に珍しいですね。
他に八王子市街地では陸運片面のある交差点や京三片面がある交差点がありました。
京王八王子駅(12:31)→京王線→北野駅(12:33)
北野駅(12:38)→京王高尾線→山田駅(12:42)
今度は京王に乗り八王子市郊外の山田へ行きますが…京王八王子って意外に電車少ないのですね…駅に到着してから10分くらい待ちました。

山田駅から南に上がったところにある交差点。ここはオール日本信号角形となっていますが、特に縦の認知防止庇があるのが珍しいですね。
因みに山田駅から北に行った「緑町郵便局」にも日本信号角形縦があったそうですが、すでにそちらは薄型になっていました。
ここらへんから雨が降ってきました…。
山田駅(13:07)→京王高尾線→北野駅(13:11)
北野駅(13:18)→京王線→京王八王子駅(13:21)
八王子駅(13:38)→八高線→拝島駅(13:50)
京王で八王子に戻り、八王子からは八高線で拝島へ。八高線って都内の路線にしてはちょっとローカルな感じがありますね。
拝島駅から歩き新青梅街道沿いの交差点。
ここには日本信号両面と陸運片面の組み合わせで従道側にあります。日本信号両面の方の銘板は車両用交通信号灯器となっており、立川5小のものより古い世代のものです。これだけ角形が減る中で大きな街道沿いに角形が残っているというのが奇跡ですね。
拝島駅(14:41)→青梅線→福生駅(14:46) 電車が行ったばかりでしばらく待ちました…。
去年5月も訪れた福生へ向かいます。
福生駅から青梅線沿いを北上したところにある角形。ここには今ではほとんど見られない小糸製作所の角形があります。以前はもう1基同じ交差点に新しい小糸工業の角形もありましたが、そちらはアルミ灯器になっていました。
福生駅(15:25)→青梅線→羽村駅(15:27)また電車が出たばかり…今日はちょっとついていません(悲)。
羽村駅から北に行った「羽東1丁目」交差点。
東京でこの1基のみとなってしまった角形矢印が残っている交差点です!ここには他にも陸運両面、小糸片面(いずれも交通信号灯器銘板)など7基の角形がある本当に貴重な交差点です。
羽村駅(16:03)→青梅線→河辺駅(16:09)今度はまだ探索したことなかった青梅市へ!
河辺駅から北上した「霞台第二住宅前」交差点。
ここには三工社の古めの角形が4基あります。銘板は「交通信号燈」となっています。
養護学校入口バス停→西東京バス河11→藤橋バス停今度はバスに乗って青梅市のはずれの方に。
今日最後の交差点「藤橋北」。
この交差点には今ではほとんど見られない三工社両面があります。1つ上の両面バージョンです。銘板は「交通信号燈」。
藤橋バス停→河11→小作駅東口
小作駅(18:45)→青梅線→立川駅(19:06)
立川駅(19:20)→JR中央線→新宿駅(19:47)
新宿駅(19:52)→JR山手線→五反田駅(20:05)
後は小作駅に戻り、小作駅のラーメン屋で夕食を食べ、JRで一気に五反田まで行きホテルに帰ってきました。疲れていたようで中央線内では爆睡してました。
東京都もかなり角形が大分減っていますが、残っているところは残っているようです。大変満足することができました。ただ200mm角形や濃色角形などのレアなものはもうほとんどないようです…。3日目は主に静岡県を探索しました。