和歌山県の信号機5
450mm灯器


最終更新:2019年5月28日

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和歌山県/田辺市/龍神村柳瀬
和歌山県のかなり深い山の中の交差点に1基設置されている450mm灯器です。おそらく和歌山県に残る唯一の450mmだと思います。長いトンネルの出口に交差点があるため、450mm灯器が設置されていると思われます。和歌山県はかつて、このようなトンネルの出口や和歌山市市街地の主要交差点などで450mmがいくつかあったようですが、全て撤去され、ここに残るのみとなっています。また最近は全国的にLED化により450mm自体がかなり淘汰されており、全国的にも非常にレアになっています。しかもメーカーは京三製となっており、450mmは全国的に小糸製のほうが多いためより貴重です。京三の450mm灯器はかつては岐阜県に大量にありましたが、岐阜県のものは下呂市のものを最後に450mmが絶滅し、現在は福島県に2箇所矢印付きのものがあるのみとなっており、矢印なしのものはここのみかもしれません(愛媛の青だけ300のものを除く)。平成11年製です。この交差点、近々ラウンドアバウト化され、近い将来信号機も撤去され、この450mm灯器もなくなってしまう可能性が高かったため、急いで撮影しに行ってきました(2019/5/26撮影)。この450mm灯器の情報は数年前からあったのですが、まず田辺市が関西空港から遠く、さらに田辺市の中心市街地から26kmある山の中でバスは1日数本レベルしかなく、行くのに躊躇する場所で、出向くのが遅くなってしまいました(滝汗)。結局りんくうタウンからレンタカーで行きました。