(情報提供感謝:もりさん) T字路交差点の左折しかできない道路側に組み込み矢印灯器が設置されています。小糸アルミ灯器の青に矢印が組み込まれています。青の代わりに左折矢印が点灯して進行できます。本来は赤と一緒に矢印を点灯させなければなりませんが、節約でしょうか。まあここは左折しかできませんのであまり問題ありませんね。サイクルとしては、基本的にはこの組み込み灯器がある東行きと南行きの道路が主道となっていて、東行きのこの灯器が左折矢印点灯しているときに、南行きも青になっていて、南行きの信号機が赤になると、東西方向の歩行者信号が青になります。その後東行きの組み込み灯器が赤になり、北行きの信号機が青になります。北行きの信号機が青になる時間は短く、矢印組み込み灯器の矢印点灯時間は長いです。
平成9年製でこの交差点に2基あります。2014年に行ったあと、2019年に再撮影しました。 2020年10月になって更新されたようですが、なんと一時的に矢印組み込みが受け継がれました!2基ともLED灯器に更新され、いずれも集約式のLED灯器の青部分にLED矢印を組み込んだものになりました。以前組み込み灯器のメッカであった山口県でさえこの組み合わせの矢印組み込み灯器はなかったはずで一時的なものとはいえ、極めて珍しいですね。和歌山県はプロジェクターやユニットのLEDが比較的多いのである意味和歌山県らしいかもしれません。下には左折の矢印灯器が設置されており、これが稼動するまでの暫定的な措置であることは決まっているのですが、その短い暫定の措置のためにわざわざ矢印組み込み灯器を設置するとは今まで見たことの無い例ですね。素晴らしいネタ過ぎて慌てて行ってきました。登場した情報が出たのが2020/10/3でしたが、その週末は風邪ひいて39度の熱で当然行けず、病み上がりで出張明けの10/11に何とかその日に飛行機をとって関空へ出向き、撮影してきました。なんとその次の日には組み込み灯器は次の日(2020/10/12)には、灯器はそのままに矢印の部分が青に戻されたそうです。実質行くのが可能だったのはその10/11だけで、奇跡的に撮影できてよかったです。灯器のほうは京三のプロジェクターLEDのほうは、2003年製(下の矢印も同年製)、小糸のユニットLEDのほうは、組み込みのほうは、平成11年(1999年)製ですが、下に左の矢印灯器は2008年(平成20年)製となっており、製造に開きがあります。どちらも転用をかき集めて来たんでしょう。 |