岩国駅前の交差点にある黄赤黄灯器です。黄赤黄という配列の灯器自体静岡県で予告信号として見られるくらいで非常に少ないですが、ここのものはさらに変わっていて、左右の黄が同時に点滅する非常に珍しいサイクルです。 この灯器は岩国駅の前のロータリーの広い交差点の交通量の少ない道路側に設置されていて、交差点に進入する際、変形交差点で歩行者など周りの交通に注意を促すために左右の黄を同時点滅させているようです。 それにしても真ん中の赤点灯、左右の黄同時点滅、共に非常にインパクトがあります。 灯器はNS製の樹脂蛇の目レンズです。
その後灯器が更新され、コイトのフラット灯器になりましたが、なんと黄赤黄のままで更新されました!!最近、変則灯器は更新後に通常の灯器に戻るケースが非常に多い中で大変珍しいですね。サイクルも変更がなく、ダブル黄点滅も受け継がれました。2016年8月製で、形式は1H303Lとなっており、黄赤黄灯器であることは示されていません。その後岩国駅前のロータリーは工事され、形状が変更されることが決まり、再度灯器が更新され、電材低コスト灯器になりましたが、なんと黄赤黄灯器はここでも受け継がれました。とはいえ、工事完了までの繋ぎの仮設灯器である可能性が高く、工事終了の2019/2/20までには撤去されてしまうかもしれません。そのため慌てて山口県まで出向いて撮影してきました。制御もコイトフラット時代と全く同じでちゃんと黄もダブル点滅します!2018年11月製です。ロータリー整備工事完了後、この灯器がどうなってしまうのか気になるところですね。実は2019年1月にも訪れており、工事中の電材低コスト灯器も目にはしているのですが、まさか黄赤黄灯器だとは思いませんでした。 |