北海道の信号機-番外特集
超貴重!!廃墟・夕張教習所にある角形信号機

最終更新:2017年6月21日

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北海道/夕張市/平和11/(夕張自動車教習所跡地)
北海道では角形3灯はかなり昔に公道から絶滅してしまいましたが、教習所に近年までいくつか残っていました。ただそれもLED化の影響で今ではほとんど見られません。そんな中、財政再建団体となり過疎化が進んでしまい、廃墟が多くなってしまった夕張市にかつてあった教習所ですが、、、今は例に漏れず廃墟になってしまっており、灯器が取り残されています。そしてその灯器はなんとかなり古い世代の角形となっておりまして大変貴重です!
しかも4基全てが今では公道ではほとんど見られない六角ゼブラ付きで、うち1基は矢印付きです!しかも3灯は全てNSの200mmの角形となっています!矢印はNSの250mmとなっていて、矢型濃色矢印となっています。3灯は交通信号灯銘板で昭和43年製、矢印は矢印灯銘板でやはり昭和43年製となっています。矢印のほうにはラウンデル色Gの表記もあります。3灯ももう1年古かったら濃色角形だったかもしれません。また灯器は全て緑塗装されているのも趣がありますね。NSの横角形200に関しては2017年現在かろうじて兵庫県姫路市の公道に現役のものが1基ありますが、矢型角形矢印に関しては既に公道からは絶滅しています。NSの200mm横角形はアームを下のアームを2本で支持するのが特徴ですね。廃止された教習所のため点灯することは当然ないわけですが、それでもなお行く価値があるくらい貴重な灯器です。