高知自動車道(以下「高知道」という)とは、愛媛県四国中央市と高知県宿毛市を結ぶ高速自動車国道(一部は一般有料道路)である。 |
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↑ 上 り 川 之 江 方 面 |
種別・番号 | 施設名称 | 接続路線・設備など | 下 り 高 知 方 面 ↓ |
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(6) | 川之江JCT | [E11]松山道(三島川之江・松山方面) [E32]高松道(大野原・坂出・高松方面)接続 |
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(7) | 川之江東JCT | [E32]徳島道(井川池田・徳島方面)接続 |
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8 | 新 宮 | 道の駅霧の森方面 | |||||
PA | 馬立PA | トイレ・ショッピング・スナックほか
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↑香川県 高知県↓ | |||||||
PA | 立川PA | トイレ・ショッピング・スナックほか
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9 | 大 豊 | 本山/早明浦/美空ひばり歌碑/大歩危峡谷方面 国道439号線/国道32号線 |
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10 | 南 国 | 南国市街/香美/高知龍馬空港/ 室戸岬/アンパンマンミュージアム方面 国道32号線 |
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SA | 南国SA | トイレ・ショッピング・スナック・ウェルカムゲートほか
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11 | 高 知 | 高知市街方面 国道32号線 [E55] 高知東部道(無料) はりまや橋/高知龍馬空港/桂浜方面 |
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[E32 高知道] 伊野・宿毛方面↓ |
※ | 上り→川之江方面 | 下り→高知方面 |
□ | =インターチェンジ |
■ | =ETC専用スマートインターチェンジ |
■ | =ジャンクション(JCT) |
■ | =サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA) |
■ | =県境 |
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[6] 川之江JCT 分岐
[E32 高知道] 高知方面と、[E32 徳島道] 徳島方面は左方向へ
[E11 高松道] 高松、[E30 瀬戸中央道]方面は直進方向へ
ここは松山自動車道の東端 川之江JCTである。
今回は高知・徳島方面へ分岐。
ランプウェイは急カーブとなっている。速度に注意しよう。
高松自動車道からの合流に注意しよう。
0
「ゆずりあって合流を!」
ここから片側2車線となる。
ここから高知道である。
キロポストやIC番号は高松自動車道・高松西ICからの通しとなっている。
徳島自動車道への連絡路も兼ねているせいか案内標識は設置されていない。
[7] 川之江東JCT 分岐 1.4km
工事が行われているため、左車線が規制される。
[7] 川之江東JCT 分岐 1km
[徳島 右車線]
わざわざ標識が設置されているということは、誤進入が多いのだろうか?
数か所に先述の標識が設置されている。
[7] 川之江東JCT 分岐 400m
舗装工事だろうか?
まもなく [7] 川之江東JCT 分岐
徳島道が対面通行(片側1車線)区間のため、左車線が高知方面、右車線が徳島方面へそのまま分岐する形になっているようだ。
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[7] 川之江東JCT 分岐
[E32 高知道] 新宮・高知・四万十市方面は左方向へ
[E32 徳島道] 井川池田・徳島・神戸方面は直進方向へ
今回は高知方面へ分岐するのだが、幅が狭すぎる…
0
右カーブ。
徳島自動車道からの1車線が合流して2車線に
80km/h制限 ここから
左カーブ
高知道に入ったことを示す標識。「ドングリ」ともいう。
[8] 新宮 8km
[9] 大豊 26km
高知 62km
標高 150m
[南国ICまでトンネル19本]
道の駅 霧の森 7km
立川PA 20km
四国山地を抜けるため、トンネルが多くなる。
法皇トンネル 長さ:3,120m (1/19)
大影トンネル 長さ:1,290m (2/19)
標高200m
黒田トンネル 長さ:1,840m (3/19)
標高250m
[8] 新宮IC 出口 1.5km
トンネル内なので、写真が不鮮明になってしまったことをご容赦願いたい。
[8] 新宮IC 出口 1km
道の駅 霧の森 IC出口より700m
ETC2.0 乗り直し 料金据置
[8] 新宮IC 出口 300m
[13キロ先 工事車線規制]
その先にある新宮IC出口の標識付近を見ると、「指定方向以外進行禁止」の標識が設置されていることにお気づきだろうか?
撮影時、私はこの標識に気づいていなかった。 どういう経緯でこのような標識が設置されたかは不明。
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[8] 新宮IC 出口
道の駅霧の森方面はこちらから
ランプウェイの30km/h制限予告標識で隠れてしまっているので、このアングルからは先述の標識は見えない。
かつて対面通行だった名残なのか、門型の構造物が所々見られる。
高知自動車道のドングリ。以降省略する。
総野トンネル 長さ:220m (4/19)
車内のいろんなものが映り込んでしまってる…
標高 300m
四国山地の中をひたすら走る。
[9] 大豊 17km
[10] 南国 37km
高知 52km
とても広い待避所がある。チェーン装着スペースだろうか?
休憩しませんか。
立川PAまで 10.1km
笹ヶ峰トンネル 長さ:4,310m (5/19)
高知道のみならず、四国でも最長の道路トンネルだそうだ。いよいよ県境となる。
トンネル内の様子。先述の通りこの道路は開通当初、現在の下り線を使用した対面通行で供用されていた。
その時代の名残で、左右両側に退避スペースが設けられている(右側はガードレールなどにより塞がれている)。
こちらの写真は同じトンネルの上り線のもの。退避スペースが左側にしかない。
愛媛県→高知県
四国山地を越えたので、今度は長い下り坂となる。
標高 440m
標識が古く見づらいので、明度を上げてみた。
高知県長岡郡大豊町に突入!
太平洋まで 50km
そして50km/h規制 ここから
対向車線が高いところにある。
そして対面通行時代の名残で右側に退避スペース跡。
対向車線の橋脚。土木マニア向け。
刈屋トンネル 長さ:340m (6/19)
立川PA 3.5km
南国SA 33km
50km/h規制
立川(たぢかわ)トンネル 長さ:710m (7/19)
高知道唯一のハイウェイラジオ放送区間である。ここはハイウェイラジオ立川(たぢかわ)局
3.5パーセントの下りこう配。下り坂はまだまだ続く。
ここで上下線の間が大きく離れるため、上り線はトンネルが3本多い。
「長い下り坂 速度注意」
そっぽ向いている標識に隠れてしまい、上りなのか下りなのかわからない…
1,300m先、トイレ掃除…もとい道路工事中
立川PA 1km
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立川PA 入口
ここから車線規制。
サルの絵柄の動物注意標識だ。
トンネル情報。トンネル内の設備点検をしている様子だった。
3本連続トンネル(8〜10/19)
手前から、一の瀬第一トンネル 長さ:1,230m、第二トンネル 長さ:320m、第三トンネル 長さ:160m
三角コーンが程良く反射している。
「自動速度取締機 設置路線 高知県警察本部」
この看板が見えたら、この先にオービスが設置されていると心得よ。
Nice S字カーブ
[9] 大豊IC 2km
[9] 大豊IC 出口 1km
「点灯せよ 停電」
そしてその右側にオービス
[9] 大豊IC 出口 500m
川口トンネル 長さ:370m (11/19)
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[9] 大豊IC 出口
本山、早明浦ダム、大歩危峡谷方面はこちらから
80km/h制限 ここから
この区間は通常の最高速度が80km/hである。
津家トンネル 長さ:520m (12/19)
写り込みがひどく、申し訳ない限りである。
「この先 進路変更禁止」
堂々谷トンネル 長さ:870m (13/19)
桧生トンネル 長さ:2,540m (14/19)
トンネルが4本連続する。
明神トンネル 長さ:3,730m (15/19)
50km/h制限 ここから
対面通行時代の名残で、道路の中央にポールが置かれていた跡が多数ある。
馬瀬トンネル 長さ:1,220m (16/19)
繁藤トンネル 長さ:1,380m (17/19)
キリ情報板。
珍しい情報板だ。どういう表示がされるのだろう?
[10] 南国 10km
[11] 高知 17km
高知市街 24km
穴内川 橋長:350m
出口付近 工事
平山トンネル 長さ:1,380m (18/19)
下り坂+右カーブ。
曽我部トンネル 長さ:340m (19/19)
この先急カーブ R=400
下り坂速度注意 3.4パーセント
下り坂 5km
連続カーブ注意!!
横風注意
トラス橋というのだろうか?
カーブしながら長い橋を渡る。まるで徳島自動車道の吉野川橋のようだ。
再びキリ情報板
102キロポスト
100キロポストは既に通り過ぎていたようだ。
投捨禁止
「急な下り坂 速度注意」
5.1パーセントは高速道路としては急坂だ。
103キロポスト
なぜか0だけ色が落ちていない。
注意を促すため、路面にわずかな凹凸を入れている。
高知県南国市に突入!
下り坂はまだ続く。
6.0パーセントの下りこう配
更にキツイ勾配になる。
[10] 南国(なんこく)IC 2km
少しこう配が緩む。
そして、Nice S字カーブ
走行車線・追越車線の標識が古い。
[10] 南国IC 出口 1km
樹木に隠れてしまい、右半分しか写ってない…
0
[10] 南国IC 出口 500m
「5キロ先 工事車線規制」
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[10] 南国IC 出口
南国市街、香美、高知龍馬空港、室戸岬方面はこちらから
南国SA 2.5km
土佐PA 32km
[目的ICを通り過ぎたら次のICでお申し出を]
南国SA 2km
先程のIC名はなんこくだが、SAの名称はなんごくって何ぞ?
[11] 高知 7km
[12] 伊野 17km
高知市街 13km
岡豊(おこう)トンネル 長さ:470m
南国SA 1km
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南国SA 入口
南国(なんこく)市にある南国(なんごく)サービスエリアという面白い状態になっている。
この先工事が行われているため、ここから50km/h規制
山の中を走る高速道路という感じがする。
対向車線の車線境界線がほぼ消えてしまっている…
「維持作業中」との立て看板がある。
[11] 高知IC 2.5km
いよいよゴールが近づいてきた。
逢坂山(おうさかやま)トンネル 長さ:620m
トンネルが2本連続する。
一宮(いっく)トンネル 長さ:310m
高知県高知市に突入!高知市と言えば坂本龍馬である。
工事規制区間終了。
[11] 高知IC 出口 800m
通常時はここから70km/h制限となる。
1km先 車線減少
高知ICを過ぎると対面通行区間となる。
[11] 高知IC 出口 500m
情報なし
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[11] 高知IC 出口
高知市街方面と
[E55] 高知東部自動車道経由・高知龍馬空港、桂浜方面はこちらから
[料金所 200m 速度落せ]
[不要不急の 外出は 慎重に 検討を]
料金所の中央が空いているのだが、これには何か理由があるのだろうか?
[11] 高知IC 出口 料金所
高知駅へ向かうため、高知東部自動車道へ。
高知道のレポートはここまで。
とにかく山、山、山…山の中を走る高速道路という感じであった。
トンネルの本数の多さから、どれだけ険しい山道であったか感じることができた。
今回取材した区間の交通量は、4車線化完成前の2005年当時から1万台/日を数えていたことから、
いかに重要な存在であるか知ることができた。
この高速道路の開通は、
高知県(土佐の国)の交通に革命をもたらしたと言えよう。
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※レポートを提供してくださいましたヒバライオン新太様、ありがとうございました。
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