トップページ>道みち高速道路走行記 - HIGHWAY RUNNER - >[C2] 名古屋第二環状自動車道(名二環) 名古屋西JCT〜飛島JCT 編


◆ 路線概要 ◆

愛知県名古屋市と三重県亀山市を結ぶ東名阪自動車道の一部として営業されていたが、名古屋都市圏の外周を結ぶ環状区間に限り、名古屋第二環状自動車道(名二環=めいにかん)と名称が変更された。
交通の分散による渋滞緩和、流動の円滑化による効率的な物流、バイパス機能、非常時の迂回機能のみならず、中京都市圏の地域経済の発展を促進する効果が期待されている。

今回は2021年5月に開通した区間を走行する。名古屋西JCT〜飛島JCTの開通を以て、名二環は全線開通となった。

起点終点: 愛知県名古屋市〜愛知県海部郡飛島村
開通区間: 名古屋南JCT(愛知県名古屋市)〜飛島JCT(愛知県海部郡飛島村)
総延長: 約54.3km
撮影データ: 2021年5月25日

◆ インターチェンジ・休憩所 










西



種別・番号 施設名称 接続路線・設備など









↑大治北・清洲方面
(23) 名古屋西JCT [5] 名古屋高速5号 万場線 接続
[C2] 名古屋第二環状 (清洲方面) 接続
[E23] 東名阪道 (蟹江・四日市方面) 接続
24 千音寺南 中川区方面
国道302号線
外回り出口 内回り入口のみ
25 富 田 かの里/戸田側緑地/蟹江/中川区方面
国道302号線/国道1号線
26 南 陽 南陽大橋/名古屋競馬場(金シャチけいばNAGOYA)方面
国道302号線

27 飛島北 飛島市街/弥富/梅之郷/藤前/
名古屋港/名古屋港水族館方面
国道203号線/国道23号線(名四国道)
飛 島 本 線 料 金 所
(10-1) 飛島JCT [E1A]伊勢湾岸道(四日市・[E1A]新名神方面)接続
[E1A] 伊勢湾岸道(豊田・[E1]東名方面)接続

▲休憩所施設案内は、エリアガイド、Wikipedia等の記事を引用しています。

外回り→名古屋西方面 内回り→飛島方面

カラーリング対応一覧:
=インターチェンジ 
=ETC専用スマートインターチェンジ
=ジャンクション(JCT)
=サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)
=県境

[C2] 名古屋第二環状道 名古屋西JCT〜飛島JCT





[23] 名古屋西JCT 分岐
[C2| 名古屋第二環状(名二環)] 飛島・[E1A] 伊勢湾岸道方面と
[C2| 名古屋第二環状(名二環)] 大治北・清洲方面は左方向へ。
[E23| 東名阪道] 四日市・[E1A] 新名神方面は直進方向へ。

ここは名高速5号万場線。名古屋西JCTを飛島方面へ。





[C2| 名二環] 千音寺南本線料金所

ピンボケ失礼。ここで名二環の通行料金を支払う(ETC車を除く)。





名二環本線に合流。





2021年5月1日に開通したばかりとあって、とてもきれいな舗装や防音壁である。(撮影:2021年5月25日)





名高速のようにカーブが多い道なのかと思いきや、意外に直線が多い道路である。





[24] 千音寺南IC 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。

千音寺南ICは、飛島方面(内回り)への入口、同方面(外回り)からの出口のみとなる。
名古屋西JCT側から来た車両は降りることは出来ないので注意。

最高速度は60km/hに制限されている。
Twitterによると、開通初日に速度違反で捕まった車が結構いるらしい。





途切れた防音壁から、この先の道路が見える。名二環は名高速の一部として計画された経緯があることから、
都市高速道路(首都高など)を思わせる構造となっていることがよくわかる。





前のトラックと同じくらいに高い防音壁である。沿道は住宅地なのだろう。





名二環名物のミニ表示板。





[25] 富田(とみだ)IC 出口 1km





先程のミニ表示板と最高速度標識の組み合わせ。





[25] 富田IC 出口 500m





道路情報板。何も情報がない時でもLEDで「名二環」と常時表示されている。
無いなら消してもいいと思うのだが?



25
国道
302号線
か の 里
Kanosato
戸田川緑地
Todagawa park
国道
1号線
蟹 江
Kanie
中 川 区
Nakagawa Ward.





[25] 富田IC 出口

戸田川緑地、蟹江、中川区方面はこちらから。





引き続き、高い防音壁の回廊が続く。





名古屋市港区に突入!!
ここはハイウェイラジオ南陽局





直線区間が続く。






[25] 富田IC 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。


名二環では土地利用の制約上、フルICでも出入口間が離れて設置されている。





[26] 南陽IC 出口 1km





[26] 南陽IC 出口 500m





道路情報板。
先ほどと同じく「名二環」の文字だけが表示されている。



26
国道
302号線
南 陽 大 橋
Nan-yo Bridge
名古屋競馬場
Nagoya Keibajo
Racecource





[26] 南陽IC 出口

南陽大橋、名古屋競馬場方面はこちらから。






最高速度標識、ミニ表示板と非常駐車帯案内の串刺し。
標識が消灯しているように見えるが、60の表示を出している。





住宅地を抜けたのか、防音壁がなくなり、とても眺めの良い道路となった。






左に見えるのは南陽入口料金所。
入口に料金所が設置されており、尚且つ2レーンしかないところも都市高速道路っぽく感じる要素の一つである。





[26] 南陽IC 入口合流部

左側からの合流車両に注意しよう。






日光川 橋長:706m

日光というと、どうにも栃木県の某所をイメージしてしまう。





愛知県海部郡飛島村に突入!

急カーブに注意しよう。
カーブの標識の後ろにカントリーサインが鎮座しているがイラストが無い。
NEXCO中日本管内ではこのようにイラストが無いカントリーサインが増えている。





すぐ横を走る道路は国道302号。





[27] 飛島北IC 出口 1km





中部国際空港(セントレア空港)は直進





[27] 飛島北IC 出口 500m

飛島北インターより別料金となる。





[飛島JCTでは一般道に出られません]



27
国道
302号線
国道
23号線
名四国道





[27] 飛島北IC 出口

飛島市街、弥富、梅之郷、藤前、
名四国道経由で名古屋港、名古屋港水族館方面はこちらから。






標識が串刺し状になっているとなんかスッキリする。





右カーブを曲がると、遠くに伊勢湾岸道などが見えてくる。





[10-1] 飛島JCT 2km

番号は伊勢湾岸道の物を使用しているようだ。





キロポスト。
下に"[C2]名二環"と表示されている。





[27] 飛島北IC 入口合流部

左側からの合流車両に注意しよう。






[1.0km先 料金所]

名二環は、他の高速道路と料金体系が異なっているため、飛島JCT直前に料金所が設けられている。





[10-1] 飛島JCT 分岐 1km





[700m先 料金所]

各方面の道路情報板。何も情報がない場合でも、上部のLED表示は常時点灯しているようだ。





[速度落せ]





[10-1] 飛島JCT 分岐 500m







料金所前なので、40km/h制限となる。





[C2| 名二環] 飛島本線料金所

一般車はここで通行券が発券される。



10-1




[10-1] 飛島JCT 分岐
[E1A| 伊勢湾岸道] 四日市方面、[E1A]新名神方面は左方向へ
[E1A| 伊勢湾岸道] 豊田方面、[E1A]新東名・[E1]東名方面と、中部空港(セントレア空港)方面は右方向へ。


方角的には向かって左側が豊田方面、右側が四日市方面なのだが、何故かランプウェイは逆向きにつけられている。
セントレア空港へ行く車は豊田方面へ。





四日市方面へ分岐。とても眺めが良い。





伊勢湾岸道へ合流!!
名二環はここまで。


編集後記

レポート内のコメントにもあるが、設備が非常に新しく、とても気持ちがいい。
飛島JCTに近づくと名古屋港周辺のいい景色が見られていいなと感じた。
最後の飛島JCTのランプウェイがねじれているのが少し気になった。
伊勢湾岸道の飛島JCT〜名古屋南JCT間は名二環の一部として計画されていたため、
豊田方面のランプウェイを本線扱いしようとしたのだろうか?

名神高速道路のレポート用の写真を撮るために名古屋駅から三宮行の
名神ハイウェイバスに乗ったのだが、通常ならば東名阪を経由して四日市JCTから
新名神に入るところ、この日は東名阪が工事の為名二環へ迂回しての運行となった(営業所からの指示らしい)。
このためレポートを作成することとした。
工事自体は知っていたが、迂回運行は知らなかったので、思わぬ副産物が取れた感覚である。
まさに『棚から牡丹餅』であった。


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※レポートを提供してくださいましたヒバライオン新太様、ありがとうございました。
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