トップページ>道みち高速道路走行記 - HIGHWAY RUNNER - >[C3] 東京外環自動車道 大泉JCT〜川口JCT 編 |
東京外環自動車道は、一般道(国道298号線)と高速道路で構成される「東京外かく環状道路」のうち、高速道路部を指す。慢性的な渋滞などに悩む首都圏の交通事情を改善を目的に建設された「3環状」のうちの一つである。都心部を通過せず地方都市や沿線のレジャー施設などへのアクセスに、物流の効率化や交通の分散など利便性の向上が期待されている。 |
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↑ 内 回 り 大 泉 方 面 |
種別・番号 | 施設名称 | 接続路線・設備など | 地 名 |
外 回 り 川 口 ・ 三 郷 方 面 ↓ |
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↑……大泉以南 中央道・東名方面 建設中……↑ | ||||||
50 | 大 泉 | 練馬/谷原/大泉学園方面 目白通り/環八通り |
練 馬 区 |
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(50) | 大泉JCT | [E17]関越道(所沢・新潟方面)接続 | ||||
↑東京都 埼玉県↓(トンネル内) | ||||||
51 | 和 光 | 和光市街/朝霞/成増方面 国道254号線(川越街道) |
和 光 市 |
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52 PA |
和光北 | 朝霞/志木/彩湖方面 国道298号線 |
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新倉PA
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53 | 戸田西 | 戸田市街/浦和/笹目橋/三園方面 国道298号線/国道17号線(新大宮バイパス) 外回り出口 内回り入口のみETC専用 |
戸 田 市 |
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(60) | 美女木JCT | [S5]首都高速埼玉大宮線(浦和・与野方面)接続 [5]首都高速池袋線(戸田出口・竹橋・銀座方面)接続 |
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61 | 戸田東 | 蕨/北戸田駅方面 国道298号線/国道17号線 外回り入口のみETC専用 内回り出口 |
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62 | 外環浦和 | 浦和市街/蕨方面 国道298号線/国道17号線 外回り入口 内回り出口のみ |
さ い た ま 市 |
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63 | 川口西 | 川口市街/鳩ヶ谷方面 国道298号線 外回り出口 内回り入口のみ |
川 口 市 |
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64 | 川口中央 | 川口市街/浦和方面 国道298号線 外回り入口 内回り出口のみ |
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(70) | 川口JCT | [E4]東北道(宇都宮・仙台方面)接続 [S1]首都高速川口線(安行・[C2]江北JCT方面)接続 |
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三郷・高谷方面↓ |
※ | 内回り→大泉方面 | 外回り→川口・三郷方面 |
□ | =インターチェンジ |
■ | =ETC専用スマートインターチェンジ |
■ | =ジャンクション(JCT) |
■ | =サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA) |
■ | =県境 |
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[50] 大泉IC 入口 交差点
2018年現在、当インターから中央道・東名方面へ向けて、トンネルの掘削工事が行われている。
それに伴い、交差点やインターチェンジの線形が微妙に変化している。
2003年撮影 写真右側が当時存在したモニュメント
東京外環道の西側の起点であるためか、「環状」を意味する(と思われる)2本の輪が交わったモニュメントが建っていたのだが
南側の延伸工事に伴って撤去されてしまった。
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[50] 大泉JCT
[E17|関越道] 高崎・新潟方面は左方向へ
交差点からすぐに大泉JCTとなる。今回は三郷方面へ進む。
右側は大泉以南の延伸工事が行われている。
2020年に開催される東京オリンピックに合わせた開通を目標としていたそうだが、
用地買収の進捗が芳しくなく、開通を見通せないとのことで延期になった。
[50] 大泉IC 料金所
左側より関越道から車両が合流する。
なお、一番右のレーンは使用が停止されている。
2003年頃の写真
ETCレーンのゲート部の形態が異なり、後にレーン拡張された際に現在の形になった。
写真では見切れてしまっているが、一番右にある(上の写真で運用が停止された)ETCレーンも使用されている。
また、一般レーンの通行の可否を示す2灯のランプ([一般]表示の下部)も、当時は料金所の構造物に組み込まれたものを使用していたが、
現在はETCゲート部と一体になったため、全て板で塞がれてしまっている。
大泉IC料金所から和光ICまでは半地下構造により、トンネル区間が続く。
2018年現在、和光北ICまでの中央分離帯部分に、トンネル掘削工事で発生した土砂を運搬する5.5kmもの長さに及ぶ
ベルトコンベアの設置などが行われたが、こうした長距離のベルトコンベアを使用した掘削土の運搬は前例がないとされている。
これより埼玉県に突入!!
左側の壁面には「埼玉県・SAITAMA」の文字が。
2003年頃撮影
かつて県境を示すサインが設置されていたが、先述の工事設備の設置に伴い撤去されてしまった模様。
[51] 和光IC 出口 1km
[51] 和光IC 出口 500m
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[51] 和光IC 出口
和光市街、朝霞、志木、成増、川越街道方面はこちらから
[60] 美女木JCT 5km
[70] 川口JCT 14km
[80] 三郷JCT 26km
それぞれのJCTにて、接続する路線名が併記されているのが分かり易い。
新倉PA 2km
[52] 和光北IC 出口 1.2km
新倉PA 1.2km
左側は[51] 和光IC 入口
[C3|外環] 川口JCTまで 15分
[C3|外環] 三郷JCTまで 20分
[首都高速5号線] 板橋JCTまで 20分
左側は和光ICからの合流
[52] 和光北IC 出口 500m
新倉PA 入口 500m
フルカラーLEDによる道路情報板。鉄道車両の行先表示などに代表されるように、
フルカラー方式を採用することで様々な発色が可能となり、文字色などを変えて強調表示ができるようになった。
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[52] 和光北IC 出口
新倉PA 入口
朝霞、志木方面はこちらから
本線の高架下には、上下集約型の新倉PAが設置されている。
和光北ICを過ぎると、終点の高谷JCTまで片側2車線となる。
新倉PAからの合流部
和光北ICからの合流部
幸魂大橋(さきたまおおはし)
荒川を渡る
[53] 戸田西IC 出口 1km
[60] 美女木JCT 分岐 1.5km
外環は建設当初より、標識で使用される書体が他のNEXCO管轄の路線と異なっている。
一般的な高速道路では、日本道路公団時代より所謂「公団ゴシック」と呼ばれる、独特な
ディテールの書体が使用されていたが、現在は汎用性の高い「ヒラギノフォント」への変更が
進んでいる。
外環では古くから写真の標識の書体のように、一般的なゴシック体が使用されていたが、
ヒラギノフォントへの変更により、その数を減らしている。
[53] 戸田西IC 出口 500m
[60] 美女木JCT 分岐 1km
「首都高別料金」の表示がある。
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[53] 戸田西IC 出口
新大宮バイパス、戸田市街、浦和、笹目橋、三園方面はこちらから
なお、この戸田西ICは入口のみETC車専用となったが、こちらの出口に関してはETCを装着していない一般車両も利用することが出来る。
外環はかつて入口で料金を支払う均一料金制であったが、圏央道などの延伸開通による周辺道路環境の変化に伴い、
利用した距離に応じて各IC出口やJCTでの料金を支払う対距離制の料金収受形態へと移行した。
2018年6月2日に三郷南IC〜高谷JCTまでの区間が開通したことに伴って、ETC車は上限金額1,020円(普通車)が設定されたが
一部の区間では料金が異なるなど、若干複雑な料金形態となっている。
なお、現金での支払いの場合、写真の表示にあるとおり走行距離に関わらず上限金額が適用されるので注意(一部料金所を除く)。
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[60] 美女木JCT
[S5|首都高速5号埼玉大宮線] 与野、さいたま新都心、見沼方面と
[5|首都高速5号池袋線] 池袋、銀座、板橋JCT方面は左方向へ
全国的にも珍しい、信号機で交通を制御するジャンクションである。
車道だけを見ると、美女木八幡交差点・国道298号線が1層目、新大宮バイパス(アンダーパス)が2層目、
外環本線が3層目、美女木JCT部が4層目、その上部の首都高速が5層目と多層構造となっている。
ジャンクション建設の用地を捻出出来なかったための苦肉の策とされているが、ファン目線で見ると、
そもそも分岐部に信号が設置されているのもさることながら、ジャンクション付近では一般道と同じ青色の標識が
設置されているなど、面白い要素が多い。
この上が美女木JCTとなる。
美女木JCTからの合流部
戸田東ICからの合流部
東北新幹線のガードをくぐる
なお、この戸田東ICは2022年(令和4年)4月より、外回り(川口・高谷方面)の入口のみETC車専用となった。
ETCを装着していない車両の利用はできないので注意が必要である。
以前は「東北新幹線」と表記された標識が設置されていた
[70] 川口JCT 7km
[80] 三郷JCT 18km
[90] 京葉JCT 35km
長らく三郷JCTが最後の分岐点であったためか、その先のJCT名が表示されていることが実に感慨深い。
[62] 外環浦和IC 入口合流部
[63] 川口西IC 出口 1km
[63] 川口西IC 出口 500m
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[63] 川口西IC 出口
川口市街、鳩ヶ谷方面はこちらから
[C3|外環] 三郷JCTまで 15分
[E4|東北道] 岩槻まで 15分
[S1|首都高速川口線] 江北JCTまで 15分
[70] 川口JCT 分岐 2km
[70] 川口JCT 分岐 1km
[70] 川口JCT 分岐 500m
[64] 川口中央IC 入口合流部
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[70] 川口JCT
[E4|東北道] 岩槻、宇都宮方面と
[S1|首都高速川口線] 安行、江北JCT方面は左方向へ
今回のレポートはここまで。
Special thanks:真白氏
本レポート作成に際し、多大なるご協力を賜りました真白クンには、心より感謝の念を申し上げます。
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