Report in  ちば
傾向 小糸工業、京三製作所、日本信号、信号電材の順。平成5年頃まで住電の樹脂灯器が設置されていた。
基本的に300mm灯器が設置されているが、昭和50年以前の灯器には250mm灯器もあり意外と残っている。初期の樹脂製灯器が沿岸部に多く、他の県でみられないようなものもあり。関東では唯一住電の灯器が設置されていた所でもある。
電球は
LEDの
傾向
全社粒が基本だが、京三にはプロジェクター仕様があったりする。R357では赤だけTYランプ仕様になっている。
新設の約半数はLEDのようだが、まだ更新・新設ともに基本的に電球灯器が多い。
探索のポイント 関東でFRP灯器や住友電工の灯器が多く残っているのはここだけ。縦型灯器に豪雪型設置を使っているのも特徴なので、設置法の珍しいネタを集める方にもオススメ。
比率 300 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■250 レアもの 450 無し
金属■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■樹脂 角型 3基残存
横 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■縦 懸垂 無し
設置度
ベスト3

 

ちばの信号あれこれ↓

画像 メーカー 作者のコメント
1
小糸工 偏光レンズ矢印灯器(千葉県知事公舎前)

柴山さんより、上の灯器の矢印バージョンを発見したとのお便りを頂き、早速現地に行って来ました。2灯式の3灯式のタイプがあります。
こう見るとレンズ部分を3つつなぎ合わせているため、その分サイズが小さいです。
この交差点はR126側が連続交差点になっているため、R126側の灯器が全て青にならない時は、この矢印を使って交差点間に居る車を動かすようになっています。
2灯式は上の小糸製の丸型灯器の底面に、3灯式は上の3灯灯器の側面にそれぞれ金具でつけられていました。

(3段目の画像は柴山さんのお便り画像です。)

2
信号電材 電材の角型ルーバー
(千葉市美浜区稲毛海岸5丁目)

このルーバー、意外とあちこちで設置されているのですが、稲毛区のこのネタが一番面白いので、ここで取り上げることにしました。

立方体に近い四角い箱の中にびっしりと板を並べ、レンズ枠に4本のネジで留めています。一応気持ち程度の小さな庇がついていますが。

この庇はよく鋭角・連続交差点に設置されており、電材の出目タイプ(多眼、出目LED)レンズの灯器にしか付けられないようです。そのため交差点によってはこの庇を使わない灯器は他社製、この庇のつく灯器は電材製、というケースが多いです。
下の灯器はLED灯器にこの庇をつけています。上の灯器は矢印灯器にもつけております。(ちなみにその矢印灯もLEDです。)

3

京三製作所 矢印・黄・赤灯器(松戸市)

こちらは、十字路から延びる左折専用レーンの信号です。青灯のポジションに青矢印が組みこまれています。で、信号が青の時は青の矢印だけつきます。普通、青の矢印は赤点灯との組み合わせがルールなのですが、ここの場合、右折/直進の信号には普通の青黄赤灯を使っているため、左折レーンだけ赤+矢印では、混乱を招くのではないか、ということで青矢印だけかもしれません。(だったら青+左折の「指定方向外進入禁止」で事足りると思いますが。)


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