レポート in  しずおか
傾向 全体的に小糸がやや多く、次いで日信と京三。松下の樹脂がちらほら。
京三のブツブツレンズは採用されておらず、オマルボディでも旧世代網目レンズが使用されている。
一部市街地で角型が残存。最近の灯器は小糸のD、京三オマルレモン、日信一体型ブツブツ。西向きの灯器にDN/オマルブロンズ/多眼が使われている。未だに250mm灯器が新設されている所がある。
電球は
LEDの
傾向
かなり前から小糸の粒が点在していた。踏切付近で日信大粒・京三カマボコ中粒がたまに見られる。最近R1やR246等で大量にLED化されているが、大半が小糸のDK2で、2004年頭の時点で京三や日信の新型はまだ確認されていない。
探索のポイント 意外に小糸の角型が多い。又富士市近辺で日信初代FRPが多数残存。
古い灯器はペイントされているので一見程度がよさそうだがプレートが塗られていることがあるので要注意。京三のレモンレンズ物の程度がいい。カマボコ/オマルのレモンレンズは必見。
比率 300 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■250 レアもの 450 絶滅
金属■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■樹脂 角型 ★★
横 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 懸垂 発見できず
設置度
ベスト3

しずおかの信号あれこれ↓

画像 メーカー 作者のコメント
1 小糸工業 超ロング庇 
【御殿場市永原 
県道沼津・小山線(旧246号)】

こちらはY字路にある信号ですが、庇が異様に長いです。
静岡県東部では、鋭角交差点に格子状のルーバー庇をつける所もありますが、このように非常に長い庇で誤認を防ぐようにもしている所があるようです。
他県でこのように長い庇を今のところ見たことが無いです。

2 日本信号 壁に合わせて曲っている歩灯ポール(由比町)

こちらは、線路沿いにある自立式歩行者灯器ですが、線路の壁の傾きに合わせてポールが曲っています。この道路というのが国道1号の信号の少ない4車線区間のため、少しでも道路の外側に出して、ポールにぶつからないよう配慮してあるのでしょう。傾いた歩行者押しボタンもいい味出しています。

3 日本信号 黄・黄・赤灯器のLED版(富士市)

富士市の踏み切り手前にあるLED灯器です。黄・黄・赤灯器は都内等の一部の地域でよく見かけるのですが、LEDというのは初めてです。30m位先に十字路があり、この交差点の信号と連動して赤になります。(この信号もLED。こちらは青黄赤)

実は2001年の始め頃、この灯器は日信丸形内庇タイプでした。最近交換されたものと思われます。また下に付いている1灯は赤で、普段点灯しないことから予備用ではないかと思われます。

4 松下通工製 こんな灯器の使い方もあります 

我が母校、静岡県立小山高等学校の校庭にも、信号灯器はあります。勿論、車の流れをコントロールするものではありません。何と、野球のスコアボードの横にあり、野球のストライク/ボール/アウトのスコア表示ランプとして使用されています。灯器を3つ積み上げて色を緑色にペイントし、レンズを上は青3灯、中は黄3灯、下は赤3灯に入れ替えています。

5 小糸工業 日本坂トンネルの入口信号
(静岡市:写真は下り線)

日本坂トンネル入口の信号です。
トンネル内で通行規制があると黄点滅・事故火災で閉鎖になると赤になります。
点検用通路(アーチ上にある)からチェックできるようにプレートは灯器の上部にあります。LEDは20周。

下り線左右ルートには同型の電球灯器が8基、日本平PAに1基あります。

 

日本坂トンネルは大した長さでないのですが火災事故以来非常に念入りに整備のされている一種のハイテクトンネルとなっています。