トップページ > 道みち高速道路走行記 -HIGHWAY RUNNER- > [E2A] 中国道・関門道 山口JCT〜門司IC 編


◆ 路線概要 ◆


中国自動車道とは、1970〜1983年にかけて開通した、大阪府吹田市と山口県下関市を結ぶ高速自動車国道である。
その名の通り中国地方を東西に貫いている。全長約540kmで、1つの高速道路路線としては東北自動車道に次いで国内2位の長さを誇る。
この高速道路を軸として、中国地方の各方面へ移動できるようにする設計思想であったが、カーブや勾配が多く
一般道路のバイパス程度の規格の区間も抱えていることから、高速道路としては非常に走りにくい道路となった。
山陽自動車道の開通によって、中国地方の高速交通はそちらにシフトしてしまい、むしろこの道路が山陽自動車道のおまけと化してしまっている。


関門自動車道とは、山口県下関市と福岡県北九州市門司区を結ぶ、関門海峡を渡るための高速自動車国道である。
道路標識では中国自動車道の一部であるかのように案内されているが、この区間は「関門自動車道」が正式名称である。
全長10q弱の短い区間だが、本州と九州を連絡する重要な役割を果たす路線の一つである。

尚、このレポートでは道路標識に準拠して、中国自動車道の延長として扱う。

起点終点: 中国自動車道
大阪府吹田市〜山口県下関市

関門自動車道
山口県下関市〜福岡県北九州市門司区
開通区間: 中国自動車道
吹田JCT(大阪府吹田市)〜下関IC(山口県下関市)

関門自動車道
下関IC(山口県下関市)〜門司IC(福岡県北九州市門司区)
総延長: 約540.1km (中国道)
約9.4km
(関門道)
撮影データ: 2021年7月28日撮影

◆ インターチェンジ・休憩所 













種別・番号 施設名称 接続路線・設備など













↑三次・津山・大阪方面
(33) 山口JCT [E2]山陽道(山口南・広島・岡山・神戸方面)接続
34 小 郡 新山口駅/湯田温泉/山口市街方面
小郡道路/国道9号線
(34-1) 小郡JCT 山口宇部道路
(湯田温泉・山口市街・宇部方面)接続
SA 美東SA トイレ・ショッピングフードコート・
スナック・ウェルカムゲート(24H)ほか
上り(小郡・山口方面) 下り(下関・門司方面)
ガソリン(出光) : 24H
給電スタンド : 24H

(詳しくはこちらをご覧下さい)
ガソリン(ENEOS) : 24H
給電スタンド : 24H
カフェ : (7:00 -21:00)
(詳しくはこちらをご覧下さい)

(34-2) 美祢東JCT 小郡萩道路(秋吉台・萩方面)接続
35 美 祢 美祢市街/秋吉台/長門/長門湯本方面
国道435号線
PA 伊佐PA トイレ・自動販売機ほか
上り(美祢・山口方面) 下り(下関・門司方面)
(詳しくはこちらをご覧下さい)
(詳しくはこちらをご覧下さい)
35-1 美祢西 山陽小野田/厚狭方面
(35-2) 下関JCT [E2]山陽道 宇部下関線
(埴生・小野田・宇部方面)接続
36 小 月 小月市街/下関/王司方面
国道491号線
PA 王司PA トイレ・ショッピング・スナック・フードコートほか
上り(小月・山口方面) 下り(下関・門司方面)
ガソリン(ENEOS) :
7:00 - 23:00
(詳しくはこちらをご覧下さい)
ガソリン(ENEOS) :
7:00 - 22:00
(詳しくはこちらをご覧下さい)

37 下 関 下関市街/長府/壇之浦/関門トンネル方面
国道2号線 
ここから ↑[E2A] 中国道 / 関門道 [E2A]↓
PA 壇之浦PA
トイレ・ショッピング・フードコート・スナック・
ウェルカムゲート(24H)・給電スタンド(24H)ほか
上り線
(山口方面)はPAなし

下り(門司・福岡方面)
(詳しくはこちらをご覧下さい)
↑山口県   ( 関門橋 ・ 関門海峡 )  福岡県↓
PA めかりPA トイレ・ショッピング・フードコートほか
上り(下関・山口方面) 下り線
(北九州方面)はPAなし

(詳しくはこちらをご覧下さい)
38 門司港 和布刈/田野浦/門司区役所/門司港方面
国道3号線/国道199号線
1 門 司 門司港/小倉市街方面
都市高速4号線 北九州市街・小倉市街方面
[E3] 九州自動車道 福岡・熊本方面↓

▲休憩所施設案内は、エリアガイド、Wikipedia等の記事を引用しています。

上り→山口・大阪方面 下り→下関・門司・福岡方面

カラーリング対応一覧:
=インターチェンジ 
=ETC専用スマートインターチェンジ
=ジャンクション(JCT)
=サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)
=県境

[E2A] 中国自動車道 山口JCT〜下関IC


33




[33] 山口JCT 分岐

ここは山陽自動車道の本線の終点。
福岡へ向かうため、下関方面へ分岐。





長い左急カーブを抜けると、中国自動車道(以下「中国道」という。)に合流!






山口・三次方面からの1車線と合流して3車線になり、その先300mで山陽自動車道からの2車線のうち
左側1車線が減少するという少し変わった構造の合流となっている。





中国道に入ったことを示す標識。ドングリとも言われる。
その下にはアジアハイウェイ1号線の表示も。





中国道に入って、さっそくカーブのオンパレード。





カーブで線形が悪く、通常の最高速度が80km/hに制限されている。





ここにも中国道のドングリが設置されている。
そんなに何枚も置く必要があるのだろうか?





[34] 小郡 2.5km
[34-1] 小郡JCT 2.5km
[34-2] 美祢東JCT 13km
北九州 78km






[34-1] 小郡JCT 2km
[34] 小郡IC 2km






工事の為、車線が規制されているようだ。





[34] 小郡JCT 分岐 1km
[34] 小郡IC 出口 1km




山口宇部道路の情報板が一回り小さいことに気が付く。





[34-1] 小郡JCT 分岐 700m
[34] 小郡IC 出口 700m




キツめのSカーブである。


34-1





[34] 小郡IC 出口
[34-1] 小郡JCT 分岐
[山口宇部道路(無料)] 湯田温泉・山口市街・宇部方面は左方向へ
[E2A 中国道] 下関・北九州方面は直進方向へ


小郡ICと山口宇部道路の案内は左に寄せたほうが良いと思う。
初見ドライバーが見たら、この出口を過ぎた先の本線上に分岐があると勘違いされそう。






NEXCO西日本からのメッセージ。





舗装工事を行っているようだ。





[34-2] 美祢東JCT 9km
[34] 美祢 17km
北九州 74km






中国道は山肌に沿って道路が建設されている。
そのために宝塚IC以東を除いて急カーブが多く、高速道路としては走りづらい道となっている。





半径400mのカーブである。
高速道路としては急カーブの部類に入る。





舗装工事自体はここで終わりのようだ。





しかし車線規制はまだ続いている。






遅い車は登坂車線へ。





山口県宇部市に突入!





美東SA 3km
伊佐PA 21km
王司PA 45km





この先トンネルがあるようだ。





仏坂トンネル 長さ:210m

追越車線に工事関係車両がずらりと並んでいる。
よく見ると、みんなハンドルを右一杯に切った状態で停められている。





トンネルの検査が行われているようだ。
10年ほど前に中央自動車道の笹子トンネルでの天井板崩落事故を覚えているだろうか?
その事故を教訓に、トンネル検査の基準が厳しくなったことを申し添えておこう。





トンネルを抜けたら車線規制は解除。





美東SA 2km





[ひと息入れよう 美東SAまで1.5km]

鹿が飛び出すことがあるらしい。山の中を走るので、動物とも遭遇しやすいのだろうか?





美東SA 1km





[少〜し休けい 美東SAまで0.5km]

この魚はフグだろうか?


美 東
Mito




美東SA 入口





駐車場の案内図が本線から見られるというのが面白い。





[34-2] 美祢東JCT 2km





S字カーブ





[34-2] 美祢東JCT 分岐 1km

左には真名(まな)バス停。
ポールが設置されており進入できないようになっているが、バス停そのものは廃止されていない模様。





やはり急カーブが多い。





バス停が使われていないなら、廃止して線形改良用地としてもいいんじゃないかなぁと思った。





[34-2] 美祢東JCT 分岐 500m

ナンバリングに対応している「中国道」の表記だけがヒラギノ体になっている。





490キロポスト地点。
特に何ということはない。



34-2





[34-2] 美祢東JCT 分岐

[小郡萩道路(無料)] 秋吉台・萩方面は左方向へ
[E2A 中国道] 美祢・下関・北九州方面は直進方向へ






ここはハイウェイラジオ小郡局





[35] 美祢 6km
[35-1] 美祢西 20km
北九州 64km





右へ左へカーブを繰り返しながら進む。





[35] 美祢IC 2km





[35] 美祢IC 出口 1km





[35] 美祢IC 出口 500m





ここから右車線が規制される。





[美祢西IC 直進]



35
国道
435号線
美 祢 市 街
Central Mine
秋 吉 台
Akiyoshidai
長 門
Nagato





[35] 美祢IC 出口

美祢市街、秋吉台、長門、長門湯本方面はこちらから





遅い車は登坂車線へ。





[35-1] 美祢西 12km
[35-2] 下関JCT 20km
北九州 56km






500キロポスト地点に到達!!

ジャンクションのctが小文字なのは気にしない気にしない。
山陽自動車道を経由した場合のルートがあるので、「中国道経由」の注記がされている。





まだまだ続くカーブと上り坂





[登坂車線 終り]

今度は下り坂が続くので速度超過に注意。





伊佐PA 3km
王司PA 27km





路面の「へ」の字になっているペイントだが、水たまり防止のため切れ目が入っている。





ギャー!虫がくっついてしまった…
ワイパーが届かない場所なので、落とすこともできず、高速路線バスなのでこの先吉志PAまで休憩がない。

これより先、このような汚れが映り込んでいる写真があることをご容赦願いたい。





タヌキが出るのか?






宇部伊佐専用道路(旧称・宇部興産専用道路)をくぐる

UBE三菱セメントが保有する全長32km弱の日本一長い私道として有名。
宇部港にあるセメント工場と伊佐石灰石鉱山を結んでいる。





伊佐PA 1km





根越トンネル 長さ:390m

「ねこれ」とは珍しい読み方だ。





505キロポスト地点。

猿の顔みたいなデザインだ。


伊 佐
Isa





伊佐PA 入口

標識は刷新されたが、自販機のピクトグラムはそのまま引き継がれているようだ。





まだまだ長い坂とカーブが連続する。
よく見ると矢印の中央が黄色い線になっている。つまりこの先車線変更禁止規制があるということだ。





PAからの合流車両に注意しよう。





先程まではR=400のカーブが多かったが、さらにきついカーブがある。





高速道路としては急こう配な部類に入る5パーセントの下り坂。そして車線変更禁止。





急こう配に急カーブ。眠気防止にはいいのかもしれないが、走りにくいのは個人的にどうかと思う。





右へ左へカーブはまだまだ続く。





桜塚やっくん(本名・斎藤恭央)というお笑いタレントを覚えているだろうか?
2013年10月5日16時50分頃、自らが運転する車が中央分離帯に衝突する単独事故を起こした。
事故の発生を知らせようとして後続車に跳ねられ、本人とマネージャーが死亡するという悲しいできごとがあった。
その現場がちょうどこの辺りだ。地元では魔のカーブとして知られているそうだ。
この事故をきっかけにカラー舗装の導入や車線変更禁止措置が取られるなど、事故防止策が強化された。





山口県山陽小野田市に突入!
カントリーサインの図柄の部分に「寝太郎の里」と表記がある。

干ばつに苦しんでいる農村で、何も仕事をせずにひたすら寝ていた男がある日突然起きだして、
山に登り巨大な岩を動かしてそれが谷を転がり川をせき止め、その川の水が流れ込んで村が干ばつから救われるという民話「三年寝太郎」が、この地域に伝わっている。





同じ緑色でも、いろんな緑色が楽しめる。





この素晴らしいS字カーブに祝福を!





左カーブ…





各車線の両脇の点線が、水の流れのように見えて非常にGOOD!な絵になっている。





ここの標識も大分くたびれてきている感じがする。安全のためにもここは早めに交換したほうが良いかも…





[35-1] 美祢西IC 2km





510キロポスト地点。

今度はニワトリのデザインになっている。先ほどの505キロポストは猿っぽかったので、もしかしたら5kmごとに干支のデザインがなされたキロポストになっていたりしたのだろうか?
先述の490キロポスト、500キロポストはけっこうキレイな状態だったから更新の際に普通の物に差し替えられたものと思われる。





この素晴らしい連続カーブにも祝福を!





[35-1] 美祢西IC 出口 1km





厚狭川 橋長:120m





[35-1] 美祢西IC 出口 400m



35-1
山陽小野田
Sanyo Onoda
厚 狭
Asa





[35-1] 美祢西IC 出口

山陽小野田、厚狭方面はこちらから





美祢西ICからの合流。





細かいカーブを繰り返している様子がよくわかる。





[35-2] 下関JCT 5km
[36] 小月 11km
北九州 42km





ここで短い登坂車線。





山口県下関市に突入!!
カントリーサインの図柄は言わずもがな「フグ」であろう。






再び急こう配。





[35-2] 下関JCT 2km





素晴らしきS字カーブ。





ここは80km/h制限。





ここでも素晴らしいS字カーブ。





[35-2] 下関JCT 分岐 1km





山陽・中国自動車道共に情報なし。





[35-2] 下関JCT 分岐 500m

「小野田」と書かれると、どうにも某自転車レース漫画の主人公を思い出してしまう…



35-2





[35-2] 下関JCT 分岐
[E2 山陽道] 小野田・宇部方面は左方向へ
[E2A 中国道] 小月・下関・北九州方面は直進方向へ

小野田・宇部方面は山陽自動車道の表記があるが、宇部下関線という支線である。
先程の小郡ICから山口宇部道路に入ると、この場所に出られるのだ。





右カーブ。





長門吉田バス停

停車するバスがないため、一般車進入防止用にポールが建てられている。
合流した先の案内図がある。





中国自動車道と山陽自動車道宇部下関線の案内図を比較してみた。





冒頭の山口JCTと同じく、右から1車線が合流して一時的に3車線になり、 そのあとすぐ左側1車線が減少する構造になっているようだ。






合流。





右側に車線が増えて左側の車線が減るというのも面白い構造である。





車線が減る。





木屋川 橋長:130m





[36] 小月 4km
[37] 下関 19km
北九州 35km





再びカーブが連続する。





[36] 小月IC 2km





[36] 小月IC 出口 1km






小月バス停





[36] 小月IC 出口 500m

デカ字のJHフォント標識だ。



36
国道
491号線
下 関
Shimonoseki
王 司
Oji





[36] 小月IC 出口

小月市街、下関、王司方面はこちらから






合流車線が無駄に広い。





[37] 下関 14km
[38] 門司港 19km
福岡 104km






王司PA 3km
壇之浦PA 16km






JHフォントで書かれたオービス予告標識。





王司PA 2km





新型感染症の影響による不要不急の外出自粛要請で、ETCの休日割引が適用されない。





ハイウェイラジオ ここは王司局。

本州最西端のハイウェイラジオ放送区間である。





王司PA 1km





対向車線を見ると、小屋を乗せたトラックが走っている。
この小屋に布団を敷いて寝ながら移動したいと思うのは私だけだろうか?


王 司
Oji




王司PA 入口


手前にオービスが設置されている。





530キロポスト地点

フグみたいな絵が描かれている。





上りと下り両方が表記されている珍しいこう配標識だ。





この先に登坂車線があるが、車線規制により利用できない。





高齢ドライバーマークを付けた軽の前にいるトレーラーがかなり速度低下していた。40km/hくらいで坂を登っていた。
全長21メートルということは、電車1両よりも長い車体である。荷物をたくさん運んでいるのだろう。ご苦労さまである。

(管理人追記:レポートで使用されている写真は、車両との距離が近くなっているように見えるが、これはバスの座席からズームを使用して撮影しているためであり、
乗車しているバスや他の車両が前車との車間を詰めているわけでは無いので念のため。)






沿道の草刈りと樹木の剪定をしていたようだ。





上り坂から下り坂へ転じる。これで速度も回復することであろう。





5パーセントの下り勾配。高速道路としては急坂なほうだ。





ピンボケ気味でわかりにくいが、速度注意の「度」の字がちょっと特殊である。





下りこう配+連続カーブで運転に気を遣いそう。





[関門橋まで 10km]






これでもかというくらいにカーブと勾配が多い。





ここから50キロ規制






景色が開けてきた…のか?





[ようこそ下関へ]

4か国語で書かれている。





[37] 下関IC 2km





気のせいだったようだ。





[37] 下関IC 出口 1km





壇之浦PA 3km
吉志PA 17km





[37] 下関IC 出口 500m





さっきの50キロ規制は、これに対するものなのだろうか?



37
国道
2号線
下 関 市 街
Central Shimonoseki
長 府
Chofu
壇 之 浦
Dannoura
国道191号線方面
ROUTE 191
関門トンネル
KANMON Tunnel




[37] 下関IC 出口
下関市街、長府、壇之浦、関門トンネル方面はこちらから。

ここから先は関門自動車道

※道路標識により中国自動車道の一部として案内されているため、同自動車道のレポートとして記述します。

[E2A] 関門橋(関門自動車道) 下関IC〜門司IC




壇之浦PA 1km
吉志PA 15km

下関ICからの合流。ここから門司港ICまで片側3車線となる。





旧・下関壇之浦バス停

管理用施設の表示がされているが、よく見るとバス停の表記が残っている。





[38] 門司港IC 2km



壇 之 浦
Dannoura




壇之浦PA 入口
PAへは旧・バス停からの合流レーン(点線から左側の車線)へ

門司港ICへは第一走行車線へ行くよう案内されているが、出口まで2km弱あるので、ここで門司港の出口標識を出すと、初見ドライバーにはかえって混乱をきたしそう。





[38] 門司港 1.8km
[1] 門司 9km
福岡 88km





壇之浦PA 入口





[38] 門司港 出口 1.2km

虫がぶつかった跡のせいでとても残念な写真になってしまった。





関門橋 橋長:1,068m
関門海峡を渡る 






[38] 門司港IC 出口 1km





せめてこちらの写真でご容赦いただきたい。



38
国道
3号線
和 布 刈
Mekari
田 野 浦
Tanoura
国道
199号線
門 司 港
Moji Port





[38] 門司港IC 出口

和布刈、田野浦、門司区役所、門司港方面はこちらから。






関門橋を渡って、さっそくトンネルが見えた。





和布刈(めかり)トンネル 長さ:580m
山口県から福岡県に突入!!






旧・門司港バス停





大久保トンネル 長さ:400m





NEXCO西日本のロゴマークが書かれた垂れ幕。





トンネル情報。7色LEDになっている。





山中トンネル 長さ:340m





右カーブ。





カーブの途中で対向車線にわたる道路が見える。





[いねむり 注意]





500m先で工事が行われているようだ。






早くから右側車線に矢印の表示が置かれ、車線変更を促している。





[1] 門司IC 2km





標識が小さくてあまり目立たないが、速度に対する注意を促している。





北九州高速と併せた路線図が置かれているが、正直小さくて読みにくい。
1988年3月31日の小倉東IC〜八幡IC開通により、九州自動車道の門司IC〜八幡ICが繋がるまでは、北九州高速がその役割を担っていた。
そのため、門司IC〜八幡IC間はダブルネットワークの状態になっており、その旨路線図で案内しているのだ。





言うほど急カーブだろうか?





[1] 門司IC 出口 1.5km

新門司ICはハーフインターチェンジのため、山口方面から来た車は出られない。





[1] 門司IC 出口 1km





中央分離帯を更新したのだろうか?
とてもきれいなコンクリート造りの分離帯となっている。





[1] 門司IC 出口 700m





左カーブ。





[1] 門司IC 出口 300m

門司ICの案内図。ピンボケ失礼。





工事の情報が出ている。



1
国道
3号線
門 司 港
Moji Port
小 倉 市 街
Central Kokura
北九州高速
4号線
URBAN EXPWY
北 九 州 市 街
Central Kitakyushu
小 倉 市 街
Central Kokura




[1] 門司IC 出口

門司港、小倉市街方面と
[北九州高速4号線] 北九州市街・小倉市街方面はこちらから






中国吹田ICから549.5km。
中国道レポートはこれでおしまい。
これより先は九州自動車道。

これより先の区間のレポート:
[E3] 九州自動車道 門司IC〜福岡IC 編 はこちらから>


◆ 感想 

見る側からすれば、カーブが多く様々な曲線美が楽しめる面白い道路だと感じるが、
走る側からすれば行けども行けどもカーブや勾配だらけの山道が続く道路は堪ったものではないだろう。
設計当時は平地で100km/h出すことが一杯いっぱいな程度の性能の自動車(普通乗用車)が多かったことから、
勾配が多いなら余計にスピードが出にくいから80km/h程度の走行を想定した設計でも問題ないと
されていたのかは定かではないが、トンネルの建設を嫌って山肌に沿った設計にした結果カーブだらけとなり、
二番煎じの道路にメインルートの座を明け渡すことになってしまった歴史を見ると、残念な道路としか言いようがない。
一方で、カーブの多い道を運転するのが好きなドライバーにはゴハンが進む設計の道路と言えよう。

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※レポートを提供してくださいましたヒバライオン新太様、ありがとうございました。
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