トップページ > 道みち高速道路走行記 -HIGHWAY RUNNER- > [E3] 九州自動車道 八代JCT〜えびのJCT 編


◆ 路線概要 ◆


九州自動車道(以下「九州道」という。)とは、福岡県北九州市門司区と鹿児島県鹿児島市を結ぶ全長346.3kmの高速自動車国道である。
1971年〜1995年にかけて開通した。
九州地方のやや西側を南北に貫き、途中で
東西方向へのびる高速道路(長崎道など)と接続することで九州の各主要都市を相互に連絡する役割を果たしている。特に福岡県内では交通量が多い。

起点終点: 福岡県北九州市門司区〜鹿児島県鹿児島市
開通区間: 門司IC(福岡県北九州市門司区)〜鹿児島IC(鹿児島県鹿児島市)
総延長: 約346.3km
撮影データ: 2022年12月16日撮影

◆ インターチェンジ・休憩所 
















種別・番号 施設名称 接続路線・設備など






鹿





↑熊本・福岡方面
(18-1) 八代JCT [E3A]南九州道(八代南・日奈久・水俣方面)接続
PA 坂本PA トイレ・自動販売機ほか
上り(熊本・福岡方面) 下り(鹿児島方面)
(詳しくはこちらをご覧下さい)
(詳しくはこちらをご覧下さい)
SA 山江SA トイレ・ショッピング・レストラン・フードコート
セブンイレブン(24H)ほか
上り(熊本・福岡方面) 下り(鹿児島方面)
ガソリン(ENEOS) :
(7:00 - 22:00)
給電スタンド : 24H
ウェルカムゲート : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)

ガソリン(ENEOS) :
(7:00 - 22:00)
鹿児島方面SA/PA
最終給油所

給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)

19 人 吉 人吉温泉/球磨/山江/相良方面
国道445号線
ETC専用
19-1
人吉球磨 球磨/あさぎり方面
国道219号線

PA えびのPA トイレ・ショッピング・スナックほか
上り(熊本・福岡方面) 下り(鹿児島方面)
給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)
給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)

20 えびの 湧水/えびの高原方面
国道268号線/国道221号線
道の駅えびの
(21) えびのJCT [E10]宮崎道(小林・宮崎方面)接続
鹿児島方面↓

▲休憩所施設案内は、エリアガイド、Wikipedia等の記事を引用しています。

上り→八代・熊本・福岡方面 下り→えびの・鹿児島方面

カラーリング対応一覧:
=インターチェンジ 
=ETC専用スマートインターチェンジ
=ジャンクション(JCT)
=サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)
=県境

[E3] 九州自動車道 八代JCT〜えびのJCT


18-1





[18-1] 八代JCT
鹿児島・宮崎方面へ分岐


Part3で言及したが、鹿児島方面は全長6kmを超える長大トンネルがあり、危険物車はそのトンネルを通行できない。
危険物車は水俣方面へ。





[19] 人吉 38km
[19-1] 人吉球磨 (スマートIC) 41km
[E3 九州道] 鹿児島 133km
[E10 宮崎道] 宮崎 148km


次のICまで38kmも離れている。おそらく高速自動車国道の中で最もIC間の距離が長いのではないだろうか?





[これより先 トンネル23ヶ所連続]

ここから怒涛の山越え区間に入る。





九州道に入ったことを示す標識。ドングリともいう。





大平山トンネル 長さ:1,200m (23)





八丁山トンネル 長さ:2,030m (22)

ローマ字表記が Hachozan になっているが、「はっちょうざん」と読ませるのなら「Hacchozan」または「Hatchozan」と表記するべきでは?





八丁山トンネル内。

非常駐車帯が左右両側にある。これは、開通当初対面通行であった名残である。しかし、右側の非常駐車帯はガードレールで封鎖されている。





段トンネル 長さ:480m (21)





横石トンネル 長さ:140m (20)





坂本PA 3km
山江SA 29km





球磨川 橋長:370m





見ての通りトンネル及び橋梁の点検作業をやっている。





工事規制区間 終り

臨時の速度規制はしていないから、80km/h制限の仮設標識は要らないと思う。





原女木(はらめき)トンネル 長さ:470m (19)





80km/h制限





生名子(おいなご)トンネル 長さ:820m (18)





坂本PA 1km





馬廻(まめぐり)トンネル 長さ:220m (17)



坂 本
Sakamoto




坂本PA 入口





上片岩(かみかたいわ)トンネル 長さ:150m (16)





4.0パーセントの上りこう配。





上下線で高低差がある。





坊ノ木場(ぼうのこば)トンネル 長さ:130m (15)





すっかり山の中である。





古屋敷トンネル 長さ:130m (14)





大手木(おおてぎ)トンネル 長さ:390m (13)





日光谷(にちこうだに)トンネル 長さ:220m (12)





[凍結注意]





鮎帰(あゆがえり)トンネル 長さ:630m (11)





「右車線へ」と出ているが、工事などは一切行われていなかった。





登俣(のぼりまた)トンネル 長さ:850m (10)





どんどん山深くなっていく。ちなみにこの場所でも携帯電話は通じる。





[この先 急カーブ連続]






きついカーブが続いている。





山の斜面に沿って道路が建設されていることにお気づきだろうか?





鮎帰バス停

ここに停まる高速路線バスはないそうだ。
「信号機確認」と書かれた標識がある。いよいよ、あのトンネルのお出ましだ。





最高速度 80km/h制限
50km/h制限時は除く
信号機が見えてきた。





[右車線へ 工事]
[危険物車通行禁止 肥後トンネル内]





車線規制が始まる。バルーン製の人形が置かれている。






肥後トンネル 長さ:6,340m (9)





トンネル内。いかにも古そうな内装である。





出口 4km
右側の壁面に、トンネル出口までの距離が1km単位でペイントされている。
6kmと5kmはデジカメで撮影したが失敗したため、スマホで動画を撮影し、それをキャプチャしたものである。





出口 1km
左側の壁面にLED表示器があり、そこでも出口までの距離を案内している。





長いトンネルを抜けて、今度は4.0パーセントの長い下りこう配。





再び工事の情報だ。





[NHKラジオは周波数が変ります]
NHK第1 846KHz
NHK第2 1602KHz
RKK 1197KHz





白岳(しらたけ)第一トンネル 長さ:330m (8)





白岳第二トンネル 長さ:170m (7)





球磨郡山江村に突入!





工事中 この先800m





万恵(まえ)第一トンネル 長さ:500m (6)





6kmほど下り坂が続くようだ。





仮設の標識による50km/h制限





車線規制が始まる。





急カーブ 速度注意





横風注意





[補修作業中 ご協力をお願いします]





矢型のペイント





への字のペイント





路面に筋が入っているが、これはグルービング舗装というものだ。
雨の日に水たまりの上を高速で走るとタイヤが滑走してしまいハンドルが効かなくなることがある(ハイドロプレーニング現象)。
細かい溝を掘り水捌けをよくすることで、すべりにくくしているのだ。





万恵第二トンネル 長さ:300m (5)





小鶴トンネル 長さ:160m (4)






小鶴バス停





屋形(やかた)トンネル 長さ:360m (3)





柚木河内(ゆのきごうち)トンネル 長さ:590m (2)






急カーブ





[速度を]
[落として]
[走ろう]





山江SA 3km
[鹿児島方面最後の給油所]


桜島SAにはガソリンスタンドがない。
なお、宮崎方面はここから約50km先の宮崎自動車道・霧島SAに給油施設がある(ただし、夜間は営業していない)。





淡島トンネル 長さ:1,780m (1)





キリ この先





シカ注意
動物ではなく「シカ」という表現が面白い。





山江SA 1km





[山江SAが鹿児島方面最後の給油所です!ご注意ください!]



山 江
Yamae




山江SA 入口





肥後トンネル及び加久藤トンネルの危険物車通行禁止規制についての告知。
山江SA内に設置されている看板を本線からみる。





山江SAからの合流。





[19] 人吉IC 2km





バルーン製の人形が置かれている。





250キロポスト

停車中の作業車と被って、特別な標識は撮影できなかった。





[19] 人吉IC 出口 1km





[19] 人吉IC 出口 500m





情報なし





人吉市に突入!

カントリーサインの図柄は「人吉温泉」




19
国道
445号線
人 吉 温 泉
Hitoyoshi Onsen
球 磨
Kuma
山 江
Yamae
相 良
Sagara





[19] 人吉IC 出口

人吉温泉、球磨、山江、相良方面はこちらから






道の駅 人吉 3km
[ETC2.0 乗り直し料金据置]
えびのPA 19km






「キリ」とだけ書かれた標識も珍しい。





[19-1] 人吉球磨スマートIC 2km





球磨川 橋長:480m





[19-1] 人吉球磨スマートIC 出口 900m





道の駅 人吉 IC出口より2km






[一時退出社会実験 実施中]
[ETC2.0 限定]


ETC2.0を搭載した車に限り、道の駅に立ち寄るため当ICで流出し、
2時間以内に順方向へ再流入すると、通行料金が通しになるように調整される。





[19-1] 人吉球磨スマートIC 出口 500m



19-1
国道
219号線
球 磨
Kuma
あ さ ぎ り
Asagiri





[19-1] 人吉球磨スマートIC 出口

球磨、あさぎり方面はこちらから






人吉南バス停

熊本⇔宮崎を結ぶ高速路線バス(なんぷう号)が停車していたが、2017年9月いっぱいをもって停車しなくなったため、現在は休止状態となっている。
なお、このバス停は先述の人吉球磨ICに移設される予定であったが、このような事情により事実上放置されている状態である。





[20] えびの 17km
[21] えびのJCT 19km
[E3 九州道] 鹿児島 92km
[E10 宮崎道] 宮崎 103km






長い下り坂となっている。





260キロポスト。





土木マニア向けの写真。橋の下がチラリと見える。





車線減少のペイント跡が残っている。





信号機あり 1km先





[信号機確認]





えびのPA 8km
吉松PA 18km





道の駅 えびの 11km
ETC2.0 乗り直し料金据置






情報なし





加久藤トンネル 長さ:6,260m





5km
先述の肥後トンネル同様、加久藤トンネルもトンネルの右側壁面に出口までの距離がペイントされている。
また、開通当初は現在の上り車線を使用しての対面通行であった。





出口3km
下り線のトンネルは4車線化のため新設されたトンネルである。
そのため、非常駐車帯は左側のみ設置されている。





2.5km






熊本・宮崎県境





えびのPA 1km





宮崎県えびの市に突入!





下り坂2km 速度落せ
4パーセントの下りこう配。






先ほどのカントリーサインの写真から何回「えびの」を連呼するのだろうか…



え び の
Ebino





えびのPA 入口





えびのPAの建物である。
その上に橋のようなものが見えるが、これは国道221号の「えびのループ橋」だ。





本線に復帰





NHK第一 540KHz
MRT 936KHz
MBC 1107KHz

MRT=宮崎放送 MBC=南日本放送





[20] えびのIC 2km





電光掲示板があるが、何も表示されていない。





[20] えびのIC 出口 1km

JHフォントで書かれているが、湧水の「湧」の字だけJHフォントではない。





道の駅 えびの
IC出口より300m






[20] えびのIC 出口 500m





川内川(せんだいがわ) 橋長:290m



20
国道
268号線
湧 水
Yusui
えびの高原
Ebino Heights
国道221号線
ROUTE 221





[20] えびのIC 出口

湧水、えびの高原、道の駅えびの方面はこちらから






えびのICからの合流。
えびのIC〜えびのJCT間は1976年3月4日に開通したが、当時は宮崎自動車道を名乗っていた。
その後1981年10月1日にえびのJCT〜栗野ICが開通した際に九州道に編入された過去がある。





[宮崎道 昼夜連続 車線規制]





[21] えびのJCT 分岐 1km

JR吉都(きっと)線と交差。





[E3 九州道] 鹿児島 72km
[E10 宮崎道] 宮崎 87km






九州道、宮崎自動車道共に工事の情報を出している。





[21] えびのJCT 分岐 500m



21





[21] えびのJCT 分岐
[E10 宮崎道] 小林・宮崎方面は左方向へ
[E3 九州道] 栗野・鹿児島方面は直進方向へ



Part4はここまで。Part5へつづく。

これより先のレポート:
[E3] 九州自動車道 えびのJCT〜鹿児島IC 編 はこちらから >
宮崎自動車道レポート えびのJCT〜宮崎IC編は こちらから>


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※レポートを提供してくださいましたヒバライオン新太様、ありがとうございました。
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