1960年7月25日、「東海道幹線自動車国道建設法」という法律が公布・施行された(1966年7月1日廃止)。 |
|||||||||||||||||||||
|
↑ 上 り 静 岡 ・ 東 京 方 面 |
種別・番号 | 施設名称 | 接続路線・設備など | 下 り 京 都 ・ 大 阪 方 面 ↓ |
|||
↑[E1]東名 静岡・東京方面 | |||||||
(21) | 名古屋 | 名古屋市街/尾張旭/瀬戸/長久手/豊田方面 猿投グリーンロード方面 [C2] 名古屋第二環状(名二環) 高針・清洲・四日市方面接続 |
|||||
ETC出口 21-1 PA |
守山PA | トイレ・ショッピング・スナック・自動販売機・ ぷらっとパーク(24H)ほか
|
|||||
22 | 春日井 | 春日井市街方面 国道19号線 |
|||||
(23) | 小牧JCT | [E19]中央道(小牧東・多治見・飯田方面)接続 |
|||||
24 | 小 牧 | 小牧市街/犬山/岩倉方面 国道41号線 [11]名古屋高速11号小牧線接続 |
|||||
[E1]名神 京都・大阪方面↓ |
※ | 上り→静岡・東京方面 | 下り→京都・大阪方面 |
□ | =インターチェンジ |
■ | =ETC専用スマートインターチェンジ |
■ | =ジャンクション(JCT) |
■ | =サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA) |
■ | =県境 |
|
[5-1] 上社JCT 分岐
ここは名古屋第二環状自動車道(通称・名二環)の上社JCT。
東名方面に分岐。
ランプウェイは急カーブとなっているので注意しよう。橋脚を避けるようにカーブしている感じである。
奈良県にある某国道ではないが、Ωを描くような曲線だ。
楠方面からの車と合流。
[5-2] 名古屋IC 出口 500m先
[5-2] 名古屋IC 出口 300m
[東名 名古屋-春日井 渋滞1km]
[5-2] 本郷IC 出口
高速道路の案内標識の青看バージョンは珍しい。
この出口を過ぎると東名の名古屋IC入口の料金所に直行するため、ここが実質的な名二環の名古屋IC出口となる。
|
[5-2] 本郷IC 出口
名古屋市街、長久手方面はこちらから
[E1] 東名高速 名古屋IC方面は右方向へ
料金所300m 速度落せ
高架から地上へ降りる。
[E1 東名] 名古屋IC 入口 料金所
飯田・京都方面へ分岐
東名に入ったことを示す標識。ドングリともいう。
本線に合流。
50km/h制限 ここから
通常ならばここは法定速度区間である。渋滞の情報があるためと思われる。
[21-1] 守山PA 7km
[22] 春日井 11km
[23] 小牧JCT 13km
京都 159km
名古屋市街地に近いということもあり、沿道には建物が多数並んでいる。
尾張旭市に突入!
50km/h制限
住宅がたくさん見える。
この近辺は名古屋圏のベッドタウンなのだろうか?
旧・旭バス停
2006年の暮れを最後にバスは1本も発着しなくなっため管理用施設に転用されている。
[危険! 駐停車禁止 追突事故多し]
あまり見ない看板だ。
[この先 渋滞 追突注意]
330キロポスト
登坂車線
[21-1] 守山PA (スマートIC) 3km
守山PA 3km
[E19 中央道] 内津峠(うつつとうげ)PA 18km
[E1 名神] 尾張一宮PA 22km
丘のようなところを越えるため上り坂となる。
ここはハイウェイラジオ春日井局
標識が古い。
[21-1] 守山PA (スマートIC) 出口 2km
[E19 中央道] 内津峠PA 16km
[E1 名神] 尾張一宮PA 21km
坂を上り切ったので、今度は下り坂。
名古屋市(守山区)に突入!
[21-1] 守山PA (スマートIC) 出口 1km
守山PA 1km
登坂車線 終り
[21-1] 守山PA (スマートIC) 出口 500m
守山PA 500m
333キロポスト
なぜ10キロ毎のデザインのキロポスト標がここにあるのだ!?
|
[21-1] 守山PA (スマートIC) 出口
守山PA 入口
そして333.3キロポスト
長い下り坂はここまで。
パーキングエリアの名称に「守山」とあったが、その名の通り山を越えてきたのだなと感じた。
春日井市に突入!
庄内川を渡る
中央分離帯が妙に綺麗だ。路面の仮設ペイント跡から見るに、更新されてそれほど経っていないとみられる。
JR中央線と交差。向かって左側すぐのところに神領駅がある。
[22] 春日井IC 2km
[22] 春日井IC 出口 1km
中央道
[土岐JCT-土岐 工事渋滞2km 5分]
名神
[春日井出口 工事規制中]
[22] 春日井IC 出口 500m
|
[22] 春日井IC 出口
春日井市街方面はこちらから
[23] 小牧JCT 分岐 1.6km
春日井ICからの合流。
[23] 小牧JCT 分岐 900m
合流車線はそのまま中央自動車道への分岐車線となる。
[23] 小牧JCT 分岐 400m
|
[23] 小牧JCT 分岐
[E19 中央道] 小牧東・多治見・飯田方面は左方向へ
[E1 名神] 一宮・京都方面と、[E41 東海北陸道]方面は直進方向へ
小牧市に突入!
京都方面へ分岐
[進行方向を間違えたら]
[次のICでお申し出を]
500m先注意 事故多発区間
合流注意
中央自動車道からの合流。
ここはハイウェイラジオ小牧局
[24] 小牧 6km
[25] 一宮 14km
京都 145km
投捨禁止
[24] 小牧IC 3.5km
走行車線にトラックの列ができている。
[24] 小牧IC 2km
小牧出口渋滞 追突注意
[24] 小牧IC 出口 1km
追越車線にもトラックが増えてきた。
346キロポスト
[24] 小牧IC 出口 500m
[低速車作業中]
|
[24] 小牧IC 出口
小牧市街、犬山、岩倉方面と名古屋高速道路11号線はこちらから
東京ICから347km、東名の終点である。
これより先、京都方面は[E1]名神高速道路。
[ETCレーンをふさがないで下さい]
渋滞時にETCレーンが使えなくならないようにするための標示だろうか?
料金所を抜けるとすぐに分岐があるので、早めに知らせている。
料金所。通行料金を支払う。
名古屋高速に乗り換えるため右方向へ。
これにて東名のレポートは完結である。
これより先の区間のレポート:
[E1] 名神高速道路 小牧IC〜瀬田東JCT 編 はこちらから>
1968年に東京〜厚木、富士〜静岡、岡崎〜小牧が開通し、その後延伸を続けて
1969年に全線開通を迎えた歴史ある高速道路だが、見た目はさほど古くは感じなかった。
名神と併せて東京〜名古屋〜大阪という3大経済圏を結ぶ道路ということもあって、
その交通量の多さによる安定的な料金収入により、十分なメンテナンスがなされているからであろう。
交通量といえば、今でこそ静岡県内(御殿場JCT以東を除く)は4〜5万台/日程度の交通量だが、
新東名ができるまでは倍近い交通量を4車線で捌き、災害や重大事故などで不通になると並行する一般道路も
大渋滞となり交通が混乱していた過去を見ると、この道路は非常に大きい存在であると感じる。
一方でトンネルについては、道幅が狭く感じる上ここ20年で開通した他の高速道路のそれとは雰囲気がまるで違うと感じた。
開通から50年以上が経った現在、橋げたの交換などの大規模な修繕(リニューアル工事)が行われているが、
トンネルだけは新たに掘り直さないかぎり今後何十年、あるいは百年以上使い続けることとなる。
今後どのように維持・管理がなされていくのか気になるところであった。
さて、2021年4月21日に東京IC〜御殿場IC間、同年4月26日に御殿場IC〜名古屋IC間を撮影したわけだが、
残る区間のうち名古屋IC〜小牧JCTは昼行の高速バスが通らないため、どうやって撮影しようか悩んでいた。
そこへちょうど名古屋へ行く用事があるというドライブ好きな同僚がいたので同行させてもらって撮影できた。
おかげで東名の道路レポートを完結させることができた。非常に感謝である。
後から気づいたことだが、東名にとって記念となる日に近い日に撮影をしていた。
1965年4月22日は全線起工式が開催された日で、1968年4月25日は東名が最初に開通した日なのだ。
撮影当時はまったく気にしていなかったので、おもしろい偶然だなと感じた。
レポート作成後も関西へ行く用事などのために高速バスを利用することがあり、
更新されたり撮り損ねたりした標識などを撮り直し、追加してきた。
また、レポート作成以前に撮影したリニューアル工事中の様子など、めったに見られない形態も書き残すことで
とても充実した内容にできたと自負している。
10年、20年経った後にこのレポートを思い出して、歴史のうつりかわりを感じていきたいなと考えている。
------------------------------------------------------------------------
※レポートを提供してくださいましたヒバライオン新太様、ありがとうございました。
------------------------------------------------------------------------