トップページ>道みち高速道路走行記 - HIGHWAY RUNNER - >[E1A] 新東名高速道路 御殿場JCT〜新清水JCT 編

◆ 路線概要 ◆

東名高速道路と同等の輸送量、高速性を持ち、円滑な交通利便性を目指して建設されたのが、「新東名高速道路」である。東名高速道路のほぼ北側に位置する。
清水、浜松に設置された連絡路で両路線は相互に連携し、交通を分散させることで、慢性化していた東名高速道路の渋滞緩和と、安定的な輸送体制を確保している。
山側に建設されたことから、地震や自然災害に対する被害に強く、災害発生時には東名高速道路の代替路線として交通機能を補完する。旧来の東名高速道路と比較し、カーブや勾配が緩やかで安全性が高く、その機能性を生かし、最高速度120km/hでの走行が可能となっているため、快適な走行を実現していることも特徴。
豊田東JCTで伊勢湾岸自動車道と、四日市JCTで新名神高速道路と接続しており、東京〜大阪〜神戸間の大都市を結ぶ新たなルートとしての役割も担っている。

今回は、静岡県御殿場市の御殿場JCTから、静岡県静岡市清水区の新清水JCTまでをレポートする。

起点終点: 神奈川県海老名市〜愛知県豊田市
開通区間: 海老名南JCT(神奈川県海老名市)〜伊勢原大山IC(神奈川県伊勢原市)
新御殿場IC(静岡県御殿場市)〜豊田東JCT(愛知県豊田市)
総延長: 約253.2km
撮影データ: 2013年4月12日撮影
(一部画像:同年6月1日、2020年12月19日、2021年2月16日2022年1月3日)

◆ インターチェンジ・休憩所 







殿







種別・番号 施設名称 接続路線・設備など












↑新御殿場・伊勢原・海老名方面
(7-1) 御殿場JCT [E1]東名(御殿場・名古屋方面)接続
6 長泉沼津 長泉市街/沼津市街方面
国道246号線/国道1号線

[E70]伊豆縦貫道(三島・伊豆市・下田方面)接続
ETC出口
6-1

SA
NEOPASA
駿河湾沼津SA
トイレ・ショッピング・レストラン・フードコート・
コンビニ(ミニストップ:24H)・自動販売機・ドッグラン・
ぷらっとパーク(24H)ほか
上り(御殿場方面) 下り(名古屋方面)
"NEOPASA駿河湾沼津"
ガソリン(ENEOS) : 24H
給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)

"NEOPASA駿河湾沼津"
ガソリン(出光) : 24H
給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)
ETC専用出口:沼津市街方面(24H)
7 新富士 富士市街/富士宮/朝霧高原/本栖湖方面
国道139号線/西富士道路
8 新清水 清水工業団地/清水市街北部方面
国道52号線
PA NEOPASA
清水PA
トイレ・自動販売機・コンビニ(ミニストップ:24H)・
ぷらっとパーク(24H)・展望台

上り(御殿場方面) 下り(名古屋方面)
"NEOPASA清水"
給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)
"NEOPASA清水"
給電スタンド : 24H
(詳しくはこちらをご覧下さい)
(9) 新清水JCT [E51]中部横断道(富沢・南アルプス・甲府方面)接続
[E1] 東名(清水いはらIC・東京・名古屋方面)接続
静岡・名古屋方面↓

▲休憩所施設案内は、エリアガイド、Wikipedia等の記事を引用しています。

上り→御殿場・東京方面 下り→静岡・名古屋方面

カラーリング対応一覧:
=インターチェンジ 
=ETC専用スマートインターチェンジ
=ジャンクション(JCT)
=サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)
=県境

[E1A] 新東名高速道路 御殿場JCT〜新清水JCT

※おことわり
レポートで使用した写真は、路線を撮影した2013年4月12日のものを基本としていますが
追加撮影分として同年6月、最新の様子として2020年〜2022年頃に撮影された写真が混在していることをご了承ください。
注釈が無いものについては全て2013年頃に撮影された写真となります。





(2013年当時の標識)
[7-1] 御殿場JCT 4km
[7-2] 裾野 9km
静岡 81km

今回は東名高速道路と新東名高速道路が分岐する、御殿場JCTからスタート。






[7-1] 御殿場JCT 分岐 3km (2013年当時の標識)

なお、本レポートの写真は2013年頃の撮影のため、まだ標識の路線ナンバリングが行われていない。





[7-1] 御殿場JCT 分岐 2km (2013年当時の標識)





(2013年当時の標識)
[7-2] 裾野まで 10分 (2020年現在は[7-3]番)

[8] 沼津まで 15分
[11] 静岡まで 55分

裾野ICの番号は元々[7-1]であったが、御殿場JCTの新設に伴い[7-2]へと変更された。
しかし、後年開設された「駒門PAスマートインターチェンジ」にこの番号を譲り、[7-3]番に変更されたという経緯を持つ。





(2013年当時の標識)
[7-2] 駒門PA (スマートIC) 出口 3km
駒門PA 3km
愛鷹(あしたか)PA 19km





[7-1] 御殿場JCT 分岐 1km (2013年当時の標識)

路線名は違うが、同じ行き先の標識が並んでいるというのも何やら不思議な感覚である。
新東名の標識は「新」の文字を大きくするなど文字の大きさを調整することで、「東名」との混同を避けている。





[7-1] 御殿場JCT 分岐 500m (2013年当時の標識)

[長い下り坂 速度注意]




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[7-1] 御殿場JCT 分岐 500m


現在はこのように路線番号がナンバリングされた標識に差し替えられている。






[7-1] 御殿場JCT 分岐 (2013年当時の標識)

2020年現在、御殿場JCTから新御殿場・伊勢原・海老名方面の建設が続けられている。
写真では、併走する東名と同様に静岡方面のランプウェイのみが繋がっており、東名・東京方面から新東名・静岡方面、
新東名・静岡方面から東名・東京方面への通行が可能の、いわゆるハーフジャンクションとなっている。
東名・静岡方面から新東名・静岡方面への、同一方面へUターンをする使い方は出来ないので注意。

建設に伴って様相が一変した同じ場所の風景は以下の通り。


7-1



2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[7-1] 御殿場JCT 分岐

[E1A 新東名] 長泉沼津・静岡・名古屋方面は左方向へ
[E1 東名] 裾野・静岡・名古屋方面は直進方向へ

同じく路線番号がナンバリングされた標識に差し替えられ、標識の背後には、新御殿場・伊勢原・海老名方面へと通じるランプウェイが建造されている。
路線の隅には新東名の小さな補助標識が追設されている。
開通から数年の月日を経て、景色が一変した。






御殿場JCTのランプウェイを渡る。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

新御殿場ICからの本線が見える。





ここから新東名。
2021年現在は路線ナンバリング付きの標識に変わっている。

また、2021年4月10日、御殿場JCTは新御殿場IC・伊勢原・海老名方面と接続されたため、
風景が少し変化している。変化の様子は以下の通り。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

同じ場所の様子。左側にナンバリング入りの路線名称標識(通称:ドングリ)が見える。




2020年当時の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

上の写真より進んだ場所の、2020年当時の様子。
新御殿場IC方面からの本線が接続される予定のため、右側レーンを拡張する準備が行われている。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

同じ場所の様子。
新御殿場IC方面からの本線が接続され、レーンが拡張された。
写真奥の方に写る対向車線側の標識は、新御殿場IC方面の標識が増設されている。
続いて、最高速度120km/h引き上げに関する写真をご紹介したい。






2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

右からの合流に注意を促している。






2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

新御殿場ICからの2車線が1車線に絞られこの道路に合流しているが、そのまま追越車線として3車線にしたほうが良かったのではないだろうか。




2020年当時の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

有料道路のように速度標識が2種類設置されている。
最高速度の120km/hへの引き上げは2020年12月22日より開始されたため、写真の様子はその3日前に撮影されたものとなる。
引き上げ後の様子は以下の通り。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

同じ場所の様子。左側の速度標識は稼働しているように見える。
レーン拡張も含め、過渡期の風景と言える。
工事中のためか、最低・最高速度ともに50km/hが表示されている。

2021年現在、御殿場JCT〜浜松いなさJCT間が最高速度120km/hでの走行が可能となっている。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)
2021年現在の写真でここにあったはずの標識が撤去されている。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

高速バス(JR東海ハイウェイバス)もこれだけ速度を出している。







[6] 長泉沼津 11km 10分 (2013年当時の標識)
[7] 新富士 31km 25分
[10] 新静岡 64km 50分
静岡市街 72km

静岡県内の主要なインターチェンジまでの距離と、所要時間。
2013年当時の標識のため、駿河湾沼津SA(スマートIC)の案内がない。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[6] 長泉沼津 11km 10分
[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 17km 15分
[10] 新静岡 64km 50分
静岡市街 72km

新富士ICの標識が駿河湾沼津SA(スマートIC)のものに差し替えられているのが分かる。





[覆面パト取締中]

ご覧の通り、見通しの良い道路なだけにスピードも出がちだろう。
速度には注意されたし。




2020年当時の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

2013年当時の風景と比較するとお分りの通り、本線が片側3車線化されている。
幟にも書かれているが、御殿場JCT〜浜松いなさJCT間にわたってレーンが拡張された。
また、撮影時点で3日後に迫る最高速度120km/h引き上げに備え、速度標識が2つになっている。以下は引き上げ後の様子。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

最高速度が120km/hに引き上げられた。「120」の表示が実に誇らしい。
先述したが、御殿場JCT〜浜松いなさJCT間が最高速度120km/hでの走行が可能となっている。






裾野市へ突入!!

カントリーサインの図柄は名産の「アシタカツツジ(愛鷹ツツジ)」と「富士山」と思われる。
富士山周辺の愛鷹山山麓に群生する「愛鷹ツツジ」。
その原生林は裾野市の天然記念物に指定されているそうだ。




2020年当時の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

最高速度120km/h引き上げに備え、標識が2つになっている。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

最高速度120km/h引き上げ後。





今里トンネル 長さ:780m





[ハイウェイラジオ ここから]





[動物注意]

東名高速と比較して山側に建設されているため、動物との遭遇率も高そうである。




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

最高速度120km/h引き上げに備え、標識が2つになっている。





葛山(かずらやま)トンネル 長さ:200m

2013年当時は最高速度が120km/hに引き上げられる前のため、速度標識が一つしか設置されていない。





千福トンネル 長さ:170m

短いトンネルが続く。




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)


先ほどと同じように、速度標識に何も表示されていない。





桃園トンネル 長さ:300m





富沢トンネル 長さ:630m

写真を見ると分かるが、左側にもう一つレーンを確保出来そうな広さがある。






[6] 長泉沼津IC 2km





長泉町へ突入!!

カントリーサインの図柄は長泉町の名産「四ツ溝柿」と思われる。
愛鷹山麓原産の渋柿で、先が尖ったハートの形をしており、四つの浅い溝があることからその名が付いたという。





[6] 長泉沼津IC 出口 1km(2013年当時の標識)




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

レーンが拡張され、標識もナンバリングが追加されている。





[6] 長泉沼津IC 出口 500m(2013年当時の標識)

ここから3.2km先まで、片側3車線区間となる。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

500m予告標識。






[6] 長泉沼津IC 出口 (2013年当時の標識)

この付近は、東名高速道路との間がわずか400m〜500m程度であり、当インターから料金所へ至るランプウェイ上でオーバーパスしている。
2020年現在の様子は以下の通り。



6
国号
246号線
長 泉 市 街
Central Nagaizumi
国号
1号線
沼 津 市 街
Central Numazu
[E70]
伊豆縦貫道
IZU JUKAN
三 島
Mishima
伊豆市
Izu City
下 田
Shimoda



2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[6] 長泉沼津IC 出口
長泉市街、沼津市街方面と
[E70 伊豆縦貫道]経由 三島・函南・修善寺・伊豆方面はこちらから。


左側に伊豆縦貫道の補助標識が設置されたほか、ナンバリングが追加されている。
また、伊豆市の表示が下田に変更されている。





[6] 長泉沼津IC 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。


沼津市へ突入!!
カントリーサインの図柄は「駿河湾」と「富士山」であろう。





[7] 新富士 19km 15分
[8] 新清水 33km 25分
[10] 新静岡 51km 40分
静岡市街 60km

静岡県内の主要なインターチェンジまでの距離と、所要時間。
なお2021年現在、長泉沼津IC〜新富士IC間に駿河湾沼津SAスマートICが開設している。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

駿河湾沼津SAにスマートICが開設されたため標識が差し替えられている。
また、標識右側の所要時間を表示する機器が更新されているように見える。
そのバックに「西浦みかん 寿太郎(じゅたろう)の横断幕。酸味のない非常に甘い果実のミカンである。





[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 出口 3km (2013年当時の標識)
駿河湾沼津SA 3km
清水PA 36km





2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

スマートIC開設により「ETC出口」の標示が追加され、混雑情報が小型・大型に分かれて表示されるように改められている。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

68.5kp付近。この前後数か所にこのような標識が設置されている。





[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 出口 2km (2013年当時の標識)
駿河湾沼津SA 2km

2012年度の開通当時から2021年3月現在まで、「新東名高速道路(東京側の)最初の休憩所」であるが、
2021年度の路線延伸に伴って神奈川県秦野市に秦野SAが開設される予定のため、その立場を譲ることになる。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

ETC出口の標示が追加されている。





[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 出口 1.5km (2013年当時の標識)
駿河湾沼津SA 1.5km

この当時はまだスマートICが開設されていないため、案内標識が設置されていない。
開設後の写真は以下の通り。




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

ご覧の通り、スマートICの案内が追加された。
また、駐車場の混雑状況を知らせる表示が、大まかに「空車」か「混雑」かを案内する様式から
「小型車」と「大型車」の混雑状況を分けて表示されるようになっている。




2021年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

70キロポスト地点に到達!!
路線ナンバリング入りの新しい物だ。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[速度差に注意] 大貨等、三輪、けん引とそれら以外で速度制限に差があるので注意。








[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 出口 500m (2013年当時の標識)
駿河湾沼津SA 500m




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

こちらもご覧の通りスマートICの案内が追加されている。






駿河湾沼津SA (NEOPASA駿河湾沼津) 入口 (2013年当時の標識)
[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 出口

施設名の通り、駿河湾や沼津市の景色を一望できる絶好の好立地となっているためか、連日混雑が頻発する人気のエリアである。
施設規模も、東名高速道路海老名SAの1.5倍と広くなっている。



駿河湾沼津
Surugawan-Numazu
6-1



2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

駿河湾沼津SA (NEOPASA駿河湾沼津) 入口 (2013年当時の標識)

[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 出口

車線が拡張された関係か、標識の設置方法が変わっている。





本線上からもご覧の通り。
沼津市の町並みの向こうに駿河湾が見える。

当然これは助手席から撮影した写真。
絶景が気になることと思うが、危険なのでドライバーは前方に注視すべし。




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

駿河湾沼津SA
[6-1] 駿河湾沼津SA (スマートIC) 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。

こちらも最高速度120km/hへの引き上げに備えて、速度標識が2つになっている。





沼津トンネル 長さ:660m




2020年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

今まで使用されていなかった左側のスペースを拡張し、3車線化されている。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

しつこいようだが、120km/h制限の標識が設置されている。 トンネル内の照明の配置が異なっているのがお分かりいただけるだろうか。天井付近の照明がなくなっている。





このトンネルも左側にレーンを設置できる程度の余地がある。





富士市へ突入!!

カントリーサインの図柄は、「かぐや姫」。
「かぐや姫」はご存じの通り、古典文学として名高い「竹取物語」に登場し、その結末は「姫が月に帰る」というものだが、
富士山周辺では別の言い伝えがあり、「姫は富士山の神」であり、「富士山へ帰って行く」とされている。
姫は富士山の神、「浅間大菩薩」となって人々を救い、後に帝と結ばれ二人は富士の山頂にある洞穴の中で暮らすという、
一般的に広く認知される結末とは大きく異なっている。

もっとも、「かぐや姫」にまつわる由縁は諸説様々あり、この言い伝えは中世の「富士山縁起」と呼ばれる富士山南麓の寺社に
伝来する富士山信仰に関わる縁起書が元となっている。
地域によって違う特色の物語が語り継がれているようなので、これもその一つと言えるであろう。





[全席・全員 シートベルト着用]

自分の身、同乗者の身を守るためにも必ずシートベルトは着用しよう。





オーバーパスが高い。





[速度超過による重大事故 多発!]

先ほども述べたが、線形の良い道路だけにスピードが出がちである。
この路線に限らず、スピードは適度に、余裕を持った運転を心がけて貰いたい。





[ハイウェイラジオここから]

珍しい形のハイウェイラジオの標識。ポールをガードレールに固定して使用する仮設のものであろう。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

警戒標識を再利用したと思われるハイウェイラジオの標識があった場所の写真。
現在はそれが撤去され、電光表示板によりハイウェイラジオの放送区間であることが告知されている。
ちなみに、ここから93kp付近までほぼ連続して放送されている。





[鹿 出没 走行注意]





旧来の東名高速道路と比較すると、本当に線形が緩やかな路線だ。





[7] 新富士IC 2.5km

東名高速道路と同じ自治体にインターチェンジが存在する場合、混同を避けるためか
駅名の様に「新○○」と命名されたパターンが散見される。





[7] 新富士IC 出口 1km





フルカラータイプの電光表示板。この先の渋滞を伝えている。





[7] 新富士IC 出口 500m



6
国号
139号線
西富士道路
富士市街
Central Fuji
富 士 宮
Fujinomiya
朝 霧 高 原
Asagiri Highland
本 栖 湖
Lake Motosuko





[7] 新富士IC 出口

富士市街、富士宮、朝霧高原、本栖湖方面はこちらから






富士の町から臨む山々。





[7] 新富士IC 入口合流部

左側からの合流車両に注意しよう。






前方の丘に畑が見える。





富士宮市へ突入!!
カントリーサインの図柄は「富士浅間神社」と「富士山」と思われる。


富士宮市にある「富士本宮浅間神社」は世界遺産に登録され、全国1,300社に渡る「浅間神社」の総本社とされている。
本宮の社殿は、徳川家康が関ヶ原の戦いの勝利を記念して造営したとされ、国の重要文化財に指定されている。





富士宮トンネル 長さ:580m





[8] 新清水 11km 10分
[9] 新清水JCT 20km 20分
[10] 新静岡 29km 25分
静岡市街 37km

静岡県内の主要なインターチェンジまでの距離と、所要時間。






カーブの緩やかな路線が続く。





明星山トンネル 長さ:380m





トンネルを抜ける。
こうして見ると、東名高速道路と比較して山側を走っていることを改めて実感できる。





再び富士市へ突入!!





[ハイウェイラジオ ここまで]
[覆面パト 取締中]





富士川トンネル 長さ:4430m





[8] 新清水IC 2km

トンネル内ゆえ、画像が不鮮明であることをお許し願いたい…





清水PA 3.5km
静岡SA 32km
[10-1] 静岡
SA (スマートIC) 32km

再び富士宮市へ突入!!





2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[8] 新清水IC 1.7km
富士川トンネルに設置されていた2km標識がここ(清水PA3.5kmの標識があった場所)に移設されている。







[この先渋滞注意 追突注意]

特に渋滞が発生しているようには見えないが…






静岡市へ突入!!
カントリーサインの図柄は「登呂遺跡」。

昭和18年の第二次世界大戦中、静岡市登呂で軍需工場建設の際に発見された弥生時代を代表する稲作農耕遺跡である。
終戦後、昭和22年には日本で初の詳細な発掘調査が行われ、壺や石器、竪穴式・高床式住居など当時の生活を物語る遺物が発見された。
国の特別史跡に指定されており、出土品の数々は「静岡市立登呂博物館」に展示されているほか、隣接する遺跡は公園として整備され
住居などが復元されている。





[8] 新清水IC 出口 1.2km

この道路に設置されている標識は、正面からの逆光による視認性の低下を防ぐ目的で、文字の形に合わせたスリット(切り込み)が入れられており、
標識の後ろから日光が照らされることで、文字が浮き出て見える構造になっている。

ご覧のように「新清水」の文字と「出口」「1.2km」の部分が、周囲と比べて白く明るく見えるのが分かる。





先ほどの渋滞の案内はこの工事渋滞によるものだったらしい。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

100キロポスト地点に到達!!
数字の上には基点となる海老名南JCTが書かれるのだが、新東名のそれはなぜか空欄となっている。





[8] 新清水IC 出口 500m

この先の工事を知らせる案内。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[清水市街は東名清水ICへ] [↑東名清水IC ↑清水市街] 標識が追加されている。



8
国号
52号線
清水工業団地
Shimizu Industrial park
清水市街北部
Shimizu City





[8] 新清水IC 出口
清水工業団地、清水市街北部方面はこちらから


清水区の市街地からは若干離れた場所にあるので、東名高速道路・清水ICを利用する方が便利であろう。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[新清水JCT 中部横断道 ↑直進] と書かれた標識が追加されている。





再びこの先の渋滞を知らせる案内。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

清水PA 1.7km
静岡SA 30km

先述の清水PAの予告標識はここに移設されていた。





[8] 新清水IC 入口合流部

左側からの合流車両に注意しよう。





2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

[ハイウェイラジオ放送中] ここから新静岡ICの手前118kp付近まで放送区間がほぼ連続している。





清水PA 1km




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

清水PAの混雑情報が小型・大型と分けて表示されるようになっているが、調整中のようだ。





[覆面パト 取締中]
[早めの休憩で 安全運転を]




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

清水PAの標識がトラックと被って見えなくなっていたので、その補完で撮影。



清 水
Shimizu




清水PA (NEOPASA清水) 入口

ここから渋滞が発生





[9] 新清水JCT 6km 10分
[10] 新静岡 15km 20分
[E1 東名] 名古屋 177km
名古屋市街 190km





2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

「東名」の表記がナンバリング付きに改められている。





小河内トンネル 長さ:1600m





トンネルに掛けて延々と工事が続く




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

小河内トンネル内。右側に緑のランプが流れる演出がなされている。100km/hくらいで流れているようだ。





清地トンネル 長さ:410m





[9] 新清水JCT 分岐 3.2km (2013年当時の標識)

ジャンクションの案内にしては、ほぼ必要最小限度の案内に徹したシンプルな標識。
連絡路を通じて、東名・新東名が連携しているのが分かる。





[9] 新清水JCT 分岐 2.3km (2013年当時の標識)

双方の路線を利用した場合の三ヶ日JCT、浜松いなさJCT、豊田JCTまでの所要時間が表示されている。
豊田JCTまでの所要時間を見ると、同じ目的地であるにも関わらず、新東名を利用した場合20分もの短縮になっている。
2021年現在、新東名は浜松いなさJCTから先が延伸しているため、東名を経由せずに豊田JCTまで直通することが出来る。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

東名経由:三ケ日JCTまで90分、豊田JCTまで130分
新東名経由:浜松いなさJCTまで60分、豊田JCTまで100分

制限速度が引き上げられたためか、浜松いなさJCTまでの所要時間が短くなっている。
また、中部横断道の表記が追加されている。 その手前にあった3.2km標識は撤去されている模様。





和田島トンネル 長さ:1120m




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

トンネル内にあった新清水JCTの標識がここに移設されている。





[9] 新清水JCT 分岐 1km





工事中の案内を知らせる広域案内電光表示板。
状況に応じて路線名の部分をフレキシブルに変更できる構造になっている。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

新東名方面と表記が改められている





[9] 新清水JCT 分岐 400m
ここから13km先まで、片側3車線区間となる。


なお、2021年現在、[E51]中部横断自動車道が接続されている。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

中部横断道開通に伴い東名方面の表記が改められ、ナンバリングに対応している。




2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

東名と中部横断道の情報がまとめて表示されるようになったようだ。



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[9] 新清水JCT 分岐 (2013年当時の標識)

[E52 中部横断道] 南アルプス・甲府方面と
[E1 東名]方面 名古屋方面、清水いはらIC・清水JCT方面は左方向へ
[E1A 新東名] 新静岡・名古屋方面は直進方向へ

2021年現在、[E52]中部横断道が本JCTにて接続している。






2022年現在の様子 (画像提供:ヒバライオン新太様)

中部横断道は中央自動車道・双葉JCTまで開通しているため、国道52号へ出ることなく山梨方面へ行くことができる。



これより先の区間のレポート:
[E1A] 新東名高速道路 新清水JCT〜浜松いなさJCT 編 はこちらから>



一部画像を提供下さいました、ヒバライオン新太様ありがとうございました。

Special thanks:真白氏
本レポート取材に際し、多大なるご協力を賜りました真白クンには、心より感謝の念を申し上げます。