千葉市中央区から東金市を結ぶ有料道路。京葉道路と接続しており、東京方面から千葉県東部方面へのアクセスを担う路線として機能している。特に夏場は九十九里浜へマリンスポーツや海水浴を楽しむ行楽客で賑わう路線で、特に九十九里エリアへの利用者は東京・川崎エリアからのアクセスが多いとされている。 |
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↑ 上 り 千 葉 方 面 |
種別・番号 | 施設名称 | 接続路線・設備など | 下 り 東 金 方 面 ↓ |
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(10) | 千葉東JCT | [E14]京葉道路(蘇我・東京方面) [E14]館山道(木更津・館山方面)接続 |
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1 | 千葉東 | 千葉市街/加曽利/緑化植物園方面 国道126号線 上り線出口 下り線入口のみ |
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2 | 大 宮 | 鎌取/茂原方面 千葉外房有料道路/国道126号線 |
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3 | 高 田 | 誉田/ちはら台/国道126号線方面 |
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PA | 野呂PA | トイレ・ショッピング・スナック・自動販売機ほか
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4 | 中 野 | 土気/国道126号線方面 |
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5 | 山 田 | 山田台/大網白里/八街方面 国道126号線 上り線入口 下り線出口のみ |
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(5-1) | 東金JCT | [C4]圏央道(山武成東・銚子方面) [C4]圏央道(茂原・木更津方面)接続 |
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6 | 東 金 | 東金市街/九十九里方面 東金九十九里有料道路/国道126号線 千葉方面専用 出入口(銚子方面利用不可) |
※ | 上り→千葉方面 | 下り→東金方面 |
□ | =インターチェンジ |
■ | =ETC専用スマートインターチェンジ |
■ | =ジャンクション(JCT) |
■ | =サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA) |
■ | =県境 |
※おことわり
レポートで使用した写真は、路線を撮影した2013年5月24日のものを基本としていますが、
後年追加された施設や、2022年現在の様子については、後日再撮影を行うことを念頭に、
暫定的に「Google Map」のストリートビュー機能にて補完しております。予めご了承下さい。
注釈が無いものについては全て2013年頃に撮影した写真となります。
京葉道路千葉方面側よりスタート。
[10] 千葉東JCT 分岐 1km
どちらの方面も特に情報は無いようだ。
[10] 千葉東JCT 分岐 500m
左側に「千葉東では出られません」との表記があるが、千葉東ICは千葉東金道路の東金方面への入口と
同方面からの出口のみとなっている為である。
[東金方面 左側車線へ]
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[10] 千葉東JCT 分岐
[E82 千葉東金道路] 東金・銚子方面と
[C4 圏央道] 茂原方面は左方向へ
[E14 京葉道路] 木更津方面と
[E14 館山道] 館山・アクアライン方面は直進方向へ
東金方面の標識に「茂原」の表記があるにもかかわらず、左側に同地名が書かれた小さな標識が設置されている。
2022年現在、千葉東金道路は東金JCTで圏央道と接続し、茂原方面にダイレクトにアクセスできるようになったが、
それ以前は「東金 銚子」と表記されており、一般道を経由する茂原方面への案内は小さい標識で行われていた。
本来であれば、小さな「茂原」の標識は既に用済みなのだが、案内上そのままでも問題がないと判断されたのか、
そのまま存置されていた。
2022年現在の様子 (Google Mapより)
その後、ナンバリング表記の追加により標識が改修され、件の小さな標識は姿を消してしまった。
京葉道路から千葉東金道路へ通ずるランプウェイ。
[ここから 千葉東金道路]
文字通り、ここから千葉東金道路となる。
左側は千葉東IC、及び京葉道路・館山方面からの合流となる。
左側からの合流車両に注意しよう。
東金 20km
次のインターは案内が無く、東金市街までの距離標識だけ。
最初のインターは大宮IC。
[2] 大宮IC 出口 1km
[2] 大宮IC 出口 500m
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[2] 大宮IC 出口
大宮台、鎌取、千葉外房有料道路経由・茂原方面はこちらから
些細なことであるが、この道路はインターチェンジやジャンクションの手前に設置されている
いわゆる「2km標識」が存在しない。理由は単純で、インターチェンジ毎の間隔が短いためである。
但し、第二期区間である東金IC〜松尾横芝IC間は距離が長いために、他の高速道路と同じく
「2km標識」が設置されている。
[3] 高田 1.4km
野呂PA 3km
[茂原方面] 高滝湖PA 43km
最下段の白くマスキングされた標識は、圏央道の高滝湖PAに関する案内である。
2013年の撮影当時、同エリアは未開業であった。
ちなみに、上で「2km標識」が無いと書いたが、この高田ICまでの距離標識をそれらと同じように見るかどうかは何とも言い難い。
2022年現在の様子 (Google Mapより)
[3] 高田IC 出口 1km
[3] 高田IC 出口 500m
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野呂PA 1.5km
[3] 高田IC 出口
誉田、ちはら台方面はこちらから
高田ICは一般的な構造のランプウェイと異なり、本線から流出後に丁字路の分岐が存在する。
車両同士が平面交差する形になっているので、十分に気をつけよう。
[3] 高田IC 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。
野呂PA 700m
700mの文字がとても大きい…。
[ハイウェイラジオ ここから]
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野呂PA 入口
[4] 中野IC 出口 1km
[4月27日14時開通 圏央道 東金JCT〜木更津東IC]
2013年撮影当時に掲げられていた、圏央道の開通を知らせる横断幕。
[4] 中野IC 出口 500m
[ハイウェイラジオ ここまで]
電光表示板も特に情報は無いようだ。
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[4] 中野IC 出口
土気方面はこちらから
余談だが、上信越道の信州中野ICは、このインターチェンジとの識別の意味合いで「信州」を冠している物と思われるが、
この一つ手前の高田ICについては、「たかた」と読むインターチェンジが他の道路にあり、漢字の表記が被ってしまっているものの、
何故か両者とも特に区別はされていない。
表記は同じでも読みが異なっていれば、名称を区別する必要は無いのだろうか…??
[3] 中野IC 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。
最高速度は80km/h。
[5] 山田IC 出口 1km
[この先 カーブ注意]
[5] 山田IC 出口 500m
引き続き、特に情報は無いようだ。
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[5] 山田IC 出口
大網白里市街、八街方面はこちらから
余談ではあるが、この「千葉東金道路」は二度に分けて工事が行われており、1979年に第一期区間として
千葉東JCT〜東金IC間が開通し、1998年に第二期区間として、現在は圏央道として営業している
東金IC〜松尾横芝IC間が開通した。
第一期、第二期区間が開通するまでおよそ20年近く間があり、第二期区間が開通を迎えるまでは、
この山田ICが終点の役割を担っていたと記憶している。
山田ICが終点という言い方をすると多少の語弊があり、第一期区間の開通当時から終点は間違いなく
東金ICだったのだが、当時の東金ICには料金所が無く、この山田ICに設置された本線料金所で料金の
収受作業を行っていた。
料金所から先は、現在と同様に本線がそのまま国道126号線付近まで伸びて接続していたのだが、
当時の東金ICは出口を明確に示す標識らしい物はなく、単に国道との境界点付近に起終点を示す表示が
あったのみと記憶している。
第二期区間の開通から二十数年、本線上にこれらを証明できるような物は見当たらず、その痕跡が残らず
消え去ってしまっているのが残念でならない。
半ば管理人の記憶に頼った曖昧な記述になってしまっている点をお許し願いたい。
[5-1] 東金JCT 分岐 1.5km先
[長い下り坂 速度注意]
銚子方面と東金IC方面と分岐するため、それぞれの案内表記がある。
[5-1] 東金JCT 分岐 1km先
先ほどと同じくそれぞれの方面の案内だが、標識が非常に細かく連続している。
銚子方面、茂原方面とも表示は無し。
[5-1] 東金JCT 分岐 400m先
[料金所 500m 速度落せ]
東金ICの料金所はこの先。
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[5-1] 東金JCT 分岐
[C4 圏央道] 銚子・茂原方面は左方向へ
[6] 東金IC 出口方面と
東金市街・八街・九十九里(東金九十九里有料道路)方面は直進方向へ
2005年8月21日撮影の写真
以前は、左方向を本線と案内する標識があり、第二期区間にあたる東金IC〜松尾横芝IC間も「千葉東金道路」と案内していた。
茂原・木更津方面は未開通で、本線とインターチェンジが別れているだけだったので、JCTの標識も設置されていない。
[5-1] 東金JCT 分岐
今回は銚子方面へ。これより先は圏央道となる。
当インターチェンジがジャンクションとしての機能を持つようになったのは、圏央道と接続されてからであるが、
それ以前から銚子・千葉方面の出入口がそれぞれ別れて(※)いるなど特殊な運用をしており、当時から
ジャンクションとしての形態が取られていたようにも感じられる。
(※) 同じ名称のインターチェンジではあるが、第一、第二料金所とそれぞれの方面によって利用する場所が異なるので、
最早インターチェンジその物が違うと考えた方が良い。
[5-1] 東金JCT 銚子・茂原方面 分岐 300m先
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[5-1] 東金JCT 銚子・茂原方面 分岐
[C4 圏央道] 山武成東・銚子方面は左方向へ
[C4 圏央道] 茂原・木更津方面は右方向へ
圏央道開通以前は、ここから銚子方面も「千葉東金道路」であったが、
現在はこのように「圏央道」と路線名が改められている。
左方向は「銚子方面」と表記されているが、銚子まで有料道路で行くことはできず、
途中で国道を利用する形となるため、このような表記となっているのだろう。
実際には、圏央道・松尾横芝ICから銚子連絡道路を経由し、横芝光ICから国道を利用するルートとなる。
ここからは圏央道。
千葉東金道路のレポートはここまで。
これより先の区間は、千葉東金道路または圏央道のレポートをご覧ください。
[E82] 千葉東金道路 千葉東JCT〜松尾横芝IC 編 はこちらから (東金IC付近へジャンプ)>
[C4] 圏央道 東金JCT〜木更津JCT 編 はこちらから>
道路に関する感想…というよりも、編集後記に近い。
雑多な文章の羅列だが、暫しお付き合い願いたい。
2013年の撮影当時から9年の月日が経過し、2022年現在と風景が変わってしまっているため、
公開するのもどうかと躊躇ったが、新東名のレポートと同じく。過去と現在の景色を比較するという
趣旨でレポートを制作するという方針が定まったため、公開に至った。
このレポートを作る上で、本音を言えば全て管理人が撮影した写真で最新のレポートを
作成したかったのだが、一部の写真を外部の地図機能を頼った中途半端な内容で
お届けすることには忸怩たる思いがある。諸々の事情もありご容赦頂きたく。
このあと、圏央道〜館山道〜富津館山道路と経由し、館山市内まで車を走らせた。
個人的にこの道路は第一期区間に関しては東金ICが末端だった頃の印象が強く、
千葉市と東金市を結ぶだけの路線から、大都市近郊の環状路線網と結びつく
主要路線の一つとなったであろうことに万感の思いを抱く。
今回もまた、友人の真白君に助っ人をお願いした。忙しい中駆けつけてくれた
彼には頭が上がらない。恐らく改めて撮影に出向く際も、また彼に運転を
お願いすることになるハズだが、果たしてそれはいつのことになるのやら…。
必ずリベンジは果たしたいという思いだけは燃やし続けるのだった。
Special thanks:真白氏
毎度レポートの取材に際し、運転を引き受けて下さった真白クンには、心より感謝の念を申し上げます。