トップページ>道みち高速道路走行記 - HIGHWAY RUNNER - >[E1] 名神高速道路 瀬田東JCT〜西宮IC 編 |
名神高速道路とは、愛知県小牧市と兵庫県西宮市を結ぶ全長約190qの高速自動車国道である。日本初の高速自動車国道として知られる。 |
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↑ 上 り 名 古 屋 ・ 東 京 方 面 |
種別・番号 | 施設名称 | 接続路線・設備など | 下 り 西 宮 方 面 ↓ |
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↑栗東・小牧・名古屋・東京方面 |
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(30-2) | 瀬田東JCT | [E88]京滋バイパス(宇治・奈良・大阪方面)接続 | |||||
瀬田東 | 大津市街/草津市街方面 国道1号線 上り線入口 下り線出口のみ |
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30-2 | 瀬田西 | 大津市街/瀬田の唐橋方面 国道1号線 上り線出口 下り線入口のみ |
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31 SA |
大 津 | 大津市街/大津港/琵琶湖/近江大橋方面 国道1号線 |
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大津SA トイレ・ショッピング・フードコート・スナック・カフェほか
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↑滋賀県 京都府↓ | |||||||
32 | 京都東 | 京都市街/山科/比叡山方面 国道1号線/国道161号線 |
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33 |
京都南 | 京都市街/上鳥羽/下京/東寺/下鳥羽/伏見 久御山/枚方方面 国道1号線 |
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33-1 |
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33-2 | |||||||
PA | 桂川PA | トイレ・ショッピング・スナックほか
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(33-3) | 大山崎JCT | [E9]京都縦貫道(長岡京・福知山・綾部・宮津方面)接続 [E88]京滋バイパス(宇治・奈良・寝屋川方面)接続 |
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大山崎 | 長岡京/天王山大橋方面 国道171号線/国道478号線 |
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↑京都府 大阪府↓ | |||||||
(11) | 高槻JCT | [E1A]新名神(茨木千提寺・箕面・宝塚方面)接続 神戸JCT経由・[E2]山陽道(神戸・姫路・岡山方面)接続 |
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高 槻 | 高槻市街方面 | ||||||
34 | 茨 木 | 茨木市街/箕面方面 国道171号線 |
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(35) | 吹田JCT | [E2A]中国道(宝塚・神戸・岡山方面)接続 神戸JCT経由・[E2]山陽道(神戸・姫路・岡山方面)接続 |
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[E26]近畿道(松原・堺・和歌山方面)接続 | |||||||
吹 田 | 吹田市街/万博記念公園/千里丘方面 |
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SA | 吹田SA | トイレ・ショッピング・レストランほか
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36 | 豊 中 | 豊中市街/大阪市内/加島/淀川方面 [11]阪神高速11号池田線 大阪空港・中之島方面接続 |
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37 | 尼 崎 | 尼崎市街/塚口/伊丹方面 |
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西 宮 I C 料 金 所 | |||||||
38 | 西 宮 | 甲子園/武庫川/西宮市街/神戸/芦屋方面 国道43号線 [3]阪神高速3号神戸線(神戸・姫路方面)接続 |
※ | 上り→名古屋・東京方面 | 下り→西宮方面 |
□ | =インターチェンジ |
■ | =ETC専用スマートインターチェンジ |
■ | =ジャンクション(JCT) |
■ | =サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA) |
■ | =県境 |
※おことわり
レポートで使用した写真は、路線を撮影した2021年5月24日のものを基本としていますが、
一部で2020年12月20日に撮影した写真が混在していることをご了承ください。
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[30-2] 瀬田東IC 出口
[30-2] 瀬田東JCT 分岐
[E88 京滋バイパス] 宇治・奈良方面は左方向へ
[E89 第二京阪道路] 京滋バイパス経由で大阪(枚方・寝屋川)・関西空港方面は左方向へ
[E1 名神] 京都・大阪方面は直進方向へ
京都・大阪方面へ進入!
瀬田東JCTを過ぎると左側1車線が減少する。
「追突注意」と書かれた看板がいくつか設置されている。
ここにも「追突注意」の標識が。
ここまで「追突注意」の表示が多いとさすがにしつこいと感じるが、
道が真っ直ぐでとても気持ちいい眺めであるためであろう。
旧・瀬田バス停
防音壁で見づらいが、すぐ右横を東海道新幹線が走っている。
[速度低下に注意 この先上り坂]
ザグと言われる場所である。
立体交差などにより、坂を降りてすぐ上り坂になる場所では速度が低下して渋滞になりやすい。
これだけしつこく設置されているということは、事故がよく発生しているということだろうか?
名神高速道路であることを表す標識。
道路好きの間では「ドングリ」とも呼ばれる。以降は言及しない。
[追突注意]
また下り坂。名神はアップダウンが多いと思う。
[31] 大津 4km
[32] 京都東 9km
大阪 64km
[路肩走行禁止]
[大津サービスエリアまで 3.5km]
撮影当時はリニューアル工事の為、吹田JCTから中国道へ入るランプウェイが閉鎖されていた。
PA・SAの混雑情報
大津SA 3km
桂川PA 19km
吹田SA 46km
大型車スペースはどこも混雑しているようだ。
[大津サービスエリアまで 2.5km]
トラックと被りそうだったので、早めにシャッターを切った。
所要時間情報
[35] 吹田まで 40分
[E2A 中国道] 西宮北まで --分
[E2A 中国道] 吉川JCTまで --分
先述の通り中国道が閉鎖されているため、中国道方面の所要時間が赤線になっている。
[31] 大津IC 2km
大津SA 2km
[大津インターはSA併設です]
大津ICで降りるなら大津SAに一度入る必要がある。
中国道リニューアル工事の告知がなされている。
同じ内容の横断幕
この区間が開通したのは1970年なのと、名神高速道路に匹敵する交通量があることから、劣化が激しいのだろう。
[大津サービスエリアまで 1.5km]
この標識、必要だろうか?最初の3.5km標識はまだわかるが、大きな標識が現れたのだからもういらないと思う。
[31] 大津IC 出口 1km
大津SA 1km
それにしてもデカい字で書かれた標識である。大津SAのイラストは琵琶湖大橋のイメージ?
[31] 大津IC 出口 500m
大津SA 500m
2つの情報を交互に表示している。
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大津SA 入口
[31] 大津IC 出口
大津市街、琵琶湖方面はこちらから
[32] 京都東IC 3km
大津ICを過ぎてすぐに次のICの予告標識が出ている。
トンネルがあるため 80km/h規制。
左へカーブした先にトンネルがあるので、注意喚起している。
「危」マークを付けたトラックがのいてくれた。ここも事故が多いのだろうか?
[急カーブ 速度注意]
このイラスト、なかなかおもしろい。
カーブそのものがきついためか、路面が左に傾いている。
大津トンネル 長さ:418m
蝉丸トンネル 長さ:376m
蝉丸トンネル内の様子。
[32] 京都東IC 出口 1.2km
ここから下り坂となっているので、追突事故に注意。
標識が小さくて見づらいが、道路わきの照明に「渋滞多発!」「追突注意!」と書かれた看板が設置されている。
この左横には京阪電車の京津(けいしん)線が走っている。
[32] 京都東IC 出口 500m
引き続き中国道リニューアル工事による通行止の情報を出している。
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[32] 京都東IC 出口
京都市街、山科方面はこちらから
国道161号、湖西道路は乗り換え
京都府に突入!!
カントリーサインのイラストは京都の象徴とも言える「舞妓はん」。
京都市(山科区)に突入!!
カントリーサインのイラストは京都祇園祭の「山鉾」。
[33] 京都南 10km
[34] 茨木 36km
大阪 55km
所要時間情報
[33] 京都南まで 10分
[35] 吹田まで 30分
[36] 豊中まで 40分
[スリップ 走行注意]
そしてその先にある銀色の物体は何だろう?
[この先 急カーブ]
高い防音柵で見通しが悪いのでカーブの先に注意しよう。
下り坂。また真っ直ぐな道路を見ることができる。
旧・山科バス停
広域情報。
相変わらず中国道リニューアル工事による通行止情報を出している。
広域情報板の支柱を見ると、大きくJHのロゴマークが入っているではないか。
JH日本道路公団は2005年10月1日に民営化されNEXCO3社に分割された。
[日本で最初の高速道路 名神起工の地]
1958年10月19日、ここで鍬入れ式が挙行された。沿道には記念碑が建立されている。
最初に開通したのは尼崎IC〜栗東IC間で、1963年7月16日である。
[ハイウェイラジオ ここから]
たぶん最新型のハイウェイラジオの標識と思われる。
ここはハイウェイラジオ京都局
[登坂車線 300m先]
山科区から京都市中心部へ行くには山を越える必要がある。それがこの山である。
[登坂車線 終り]
上り坂は1kmほど続く。
[下り坂 速度注意]
山を越えたので、今度は長い下り坂。京都盆地が望める。
尚、ここから北(進行右側)へ1kmほどのところに伏見稲荷大社がある。
[33] 京都南IC 1.5km
深草バス停
ここでは多方面の高速バスが発着している。
ここから徒歩10分弱で京阪電車の藤森駅へ行ける。
道路情報板。相変わらずである。阪神高速道路の渋滞情報も変わっていない。
[33] 京都南IC 出口 1km
[33] 京都南IC 出口 500m
第二京阪道路と交差する。現在この場所にジャンクションを建設中(仮称・京都南JCT)。2028年完成予定。
完成すると名神高速上下線両方向と稲荷山トンネル方面(向かって右方向)が結ばれる。
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[33] 京都南IC 出口
京都市街、上鳥羽、下京、東寺、下鳥羽、伏見、久御山、枚方方面はこちらから
道路標識にあるように、京都南ICを過ぎると片側3車線となる。
PA・SAの混雑情報
桂川PA 2km
吹田SA 30km
[E2A 中国道] 西宮名塩SA 51km
片側3車線なのに80km/h制限のままなのも何か変な感じがする。
[大型貨物車第一走行車線通行指定 600m先]
桂川 橋長:320m
桂川PA 1km
[大型貨物車第一走行車線通行指定 ここから]
[ハイウェイラジオ ここから]
ここはハイウェイラジオ向日局
所要時間情報
[35] 吹田まで 25分
[38] 西宮まで 40分
[E2A 中国道] 宝塚まで --分
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桂川PA 入口
かつて天王山トンネルを越えた先にあった桜井PAが移設されたPAである。
[33-3] 大山崎 5km
[34] 茨木 21km
大阪 44km
左ルート・右ルート分岐 3.5km
ルート分岐がある。
[スピード落とせ 速度自動監視機 設置路線]
この標識は、この先に速度自動取締機(オービス)が設置されているという予告である。
京都府向日市に突入!!
名神・新名神の情報。
阪神高速の渋滞がちょっと伸びた?
京滋BPの道路情報。
広川南出口は阪和自動車道にある出口である。京滋BP、第二京阪を介して阪和道へ行ける。
通行止の情報は早めに知らせるべきだとは思うが、ここでは早すぎる気がする。
京都府長岡京市に突入!!
左ルート・右ルート分岐 2km
[大型貨物車第一走行車線通行指定 ここまで]
たった3km強での通行帯指定解除であった。
名二環によくあるタイプのミニ表示板だ。ここで見るとは…
NEXCO西日本流の渋滞図。
リニューアル工事のため、吹田JCTから中国道への道路に×印が表示されている。
神戸JCTまで
[E1A 新名神]経由 45分
[E1 名神]経由 --分
先述の通り中国道が閉鎖されているため名神経由では情報が提供できない。
左ルート・右ルート分岐 1km
左ルートにはいろいろ表示があるのに右ルートには何も書かれていなくて寂しい。
[新名神・高槻ICは 左ルートへ]
各ルートの道路情報板。左ルートだけ「スリップ注意」の表示。
[新名神・高槻ICは 左ルートへ]
新名神へは右ルートからでも入れるが、両ルートが合流したすぐ先に分岐があるため、
安全を考えると左ルートを通行したほうが無難である。
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左ルート・右ルート分岐
[左ルート]
[33-3] 大山崎JCT・ICは左方向へ
[E9 京都縦貫道][E89 第二京阪道路][E88 京滋バイパス]、
[E1A 新名神] 高槻JCT・IC、[E1 名神] 大阪方面は左方向へ
[右ルート]
[E1A 新名神] 高槻JCT・IC、[E1 名神] 大阪方面は右方向へ
大山崎IC/JCT、京滋BP、第二京阪道路、京都縦貫道へは左ルートからでないと行けない。
左ルート・右ルート 分岐点
右ルートはかつての上り線であった。京都南IC〜吹田IC間の拡幅事業で2ルート化された。
上り線についても同じように2+2車線の2ルートで新設された。
左ルートはジャンクションが絡むので情報が多いのに対して、右ルートは何も情報がない。
京都府乙訓郡大山崎町に突入!!
カントリーサインのイラストは「幟」?
左ルートの大山崎JCTの予告標識。
右ルートから見ているので、一部が電柱などの施設に隠れてしまう。
左ルートの[33-3] 大山崎IC・JCT。
トンネル情報板
この先に天王山トンネルがある。
天王山トンネルは下り線の左右ルートが元来あるトンネルで、拡幅工事に伴い上り線のトンネル2本が新設された。
この橋は東海道線と阪急電車を跨いでいる。
トンネル内は車線変更が禁止される。
天王山トンネル 長さ:1,490m
この周辺を地図でみると、国道171号、東海道線、阪急電車、東海道新幹線がこの山を避けるように通っている。
すぐ近くを流れる桂川・宇治川・木津川に挟まれた狭いエリアでこれら4路線がひしめき合っている状態であったため、
道路を建設する余地がなく、近くのウィスキー工場の問題もあり、仕方なくトンネルを通すこととなったそうだ。
当時、このトンネル建設は難工事であったと言われている(詳細は割愛する)。
しかし、この難工事がきっかけで様々なトンネル掘削技術が開発されていったことについては記述しておこう。
大阪府三島郡島本町に突入!!
カントリーサインの図柄はぞれぞれ、大阪府は「大阪城とヒョウタン」、島本町は「桜井の別れ」。
直近情報
ここではリニューアル工事のため、新名神の利用を促す内容となっている。
[ハイウェイラジオ ここから]
ここはハイウェイラジオ梶原局
赤字で「通行止情報」と書かれているのを見ると一瞬ドキッとくる。
[速度取締 強化区間]
この辺に桜井PAの跡地があるらしい。
500キロポスト地点に到達
「500」の数字が大きく出ているだけで、特別な標識は特に設置されていなかった(右ルート)。
再びトンネルが見えてきた。車線変更が禁止される。
梶原第二トンネル 長さ:150m
梶原第一トンネル 長さ:810m
梶原第一トンネル内。
55年以上前、名神高速道路が最初に開通した当時からあるトンネルである。内装を見ると、やはり古さを感じる。
ちなみに、このトンネルは上下線の右ルートのものが元来のトンネルである。
トンネルを抜けると、まもなく両ルートの合流地点となる。
[100m先左本線合流 走行注意]
大きめの標識で注意を促している。
大阪府高槻市に突入!
[11] 高槻JCT 分岐 1.5km
[大型貨物車第一走行車線通行指定 1km先]
中国道リニューアル工事により新名神の利用を促している。
名神の道路情報。
左側の通行止めのマークだが、よく見ると×印の下に「通行止」の字が書かれていない。
新名神の道路情報。
「スリップ注意」のみ。
[大型貨物車第一走行車線通行指定 300m先]
新名神の利用を促している。
[11] 高槻JCT 分岐 500m
[大型貨物車第一走行車線通行指定 1km先]
2017年12月10日に開通したJCTなので、標識はJHフォントではないが、文字がドデカい!
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[11] 高槻JCT 分岐
[11] 高槻IC 出口方面と、[E1A 新名神] 茨木千提寺・宝塚方面、
[E2 山陽道] 神戸・岡山方面は左方向へ
[E1 名神] 吹田・大阪方面は直進方向へ
ここでわずかな下り勾配で右にカーブしたのちわずかな上り勾配で左にカーブする曲線美が素晴らしい。
新名神レポートPart2で草津JCT(仮称)で途切れていた新名神は、2023年度ここにつながる予定。
尚、京奈和自動車道と絡む城陽IC付近がすでに開通している。
[11] 高槻JCT 新名神からの合流部
左側からの合流車両に注意しよう。
リニューアル工事が本当に好きなようだ。
「追」「突」「注」「意」
この先、名神高速道路1番の絶景スポットがある。
それがこちら。通称「高槻ストレート」である。
アップダウンの線形がとても美しい。
ズームアップするとこんな感じ。
高槻バス停
上り坂のため、速度低下に注意!
坂を上り左へカーブを曲がると…
再びストレートの区間となる。先ほどの高槻ストレートに対して、私が勝手に「茨木ストレート」と呼んでいる。
日本で最初の高速自動車国道となった名神高速道路は、安全に飛ばせるようできるだけ直線が多くなるように設計されたため、このような気持ちのいい風景を楽しめるのだ。
これに対して東名は眠気防止の観点から、直線区間は少なく設計された。
大阪府茨木市に突入!
カントリーサインの図柄は…オニ?
[34] 茨木IC 2km
広域情報
このレポートでずっと工事による通行止情報が出続けているので、そろそろ飽きた。
[34] 茨木IC 出口 800m
[34] 茨木IC 出口 500m
コメントなし!!!!!
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[34] 茨木IC 出口
茨木市街、箕面方面はこちらから
[ ] 吹田JCT 中国道分岐 1km
[中国道分岐 左へ 1km]
どの車線へ動くべきかわかりやすくて素晴らしい標識だ。
中国道の情報。
中国道・宝塚方面は左車線へ。
[ ] 吹田JCT 中国道分岐 500m
番号が振られていない!
管理人追記:
番号の部分が隠蔽処理された形跡があるが、こちらのNEXCO西日本による案内図によると
この先の吹田ICと同様に「35」が付番されていたようである。
[大型貨物車第一走行車線通行指定 ここまで]
高槻JCT手前から10qにも満たない通行指定区間、ありがとうございました。
[ ] 吹田JCT 近畿道分岐 2km
NEXCO西日本流の渋滞図。通行止め区間は×印が点灯したままとなる。
まもなく [ ] 吹田JCT 中国道分岐
1970年3月に中国自動車道が開通した当時は名神⇔中国道はつながっていなかった(計画すらなかったらしい)ため、
一度吹田ICで一般道に出て中国吹田ICから入り直す必要があった。
周辺道路は交通渋滞がひどく、アクセス改善のために1979年に名神(京都方面)⇔中国道をつなぐランプが設けられたのがこの場所である。
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[ ] 吹田JCT 分岐
[E2A 中国道] 神戸・宝塚・岡山方面、大阪空港方面と
[E2 山陽道] 姫路・岡山方面は左方向へ
[E26 近畿道] 松原・堺方面、関西空港方面と
[E1 名神] 吹田出口・西宮・阪神高速道路方面は直進方向へ
リニューアル工事のため、中国道へのランプは閉鎖中。
[ ] 吹田JCT 近畿道分岐 600m
[35] 吹田IC 出口 600m
大阪府吹田市に突入!
カントリーサインの図柄は言わずもがな「太陽の塔」
近畿道と名神の道路情報板。
[ ] 吹田JCT 近畿道分岐
[35] 吹田IC 出口
近畿自動車道は乗り換え。関西空港へは近畿道を松原方面へ。
大阪モノレールをくぐる。
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[ ] 吹田JCT 分岐
[35] 吹田IC 出口方面と
[E26 近畿道] 摂津南・松原・堺方面、関西空港方面は左方向へ
[E1 名神] 豊中・西宮・阪神高速道路方面は直進方向へ
初見ドライバーには間違えそうな構造である。
吹田ICを過ぎると片側2車線となる。
[35] 吹田IC 入口合流部
左側からの合流車両に注意しよう。
中国道から西宮方面へは合流できない構造となっている。
今となっては数を減らしつつある、回転式の可変標識が今もなお現役とは驚いた。
吹田SA 2km
この標識、何か違和感を覚えないだろうか?
「i」のマークがコラっぽく見えるのもあるが、私が違和感を覚えたのはそこではない。
[36] 豊中 9km
[37] 尼崎 14km
神戸 39km
[スピード落とせ 速度自動監視機 設置路線]
「スピード落とせ」と書かれた看板、なんとなく古い印象を受ける。
支柱自体は新しいみたいだが…
所要時間情報
[36] 豊中まで 10分
[38] 西宮まで 20分
吹田SA 1km
これが正しい標識である。
先ほどの2km標識は下半分の緑と白が逆転していたから違和感を覚えたのである。
再び真っ直ぐな道路。
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吹田SA 入口
お腹がすいたら、大阪王将で餃子を食べよう!!
上下線の施設を行き来できる歩道橋である。大阪王将は上り線に設置されているので、これを渡って行くことができる。
見るからに古そうなオービスだ。
[ハイウェイラジオ ここから]
ここはハイウェイラジオ吹田局
回転式可変標識。
色は鮮やかだから、円盤は定期的に更新されているようだ。
[この先 トンネル][追突多し][車間距離を十分に]
この先にトンネルがあるようだ。
建設当時、揉めに揉めたあのトンネルである。
黄色い線になると、ついにあのトンネルが見える。
千里山トンネル 長さ:510m
関西大学の地下を通るトンネルである。
同大学は敷地が分断される、騒音や排ガスで勉学や研究に影響が出るなどの理由で名神の建設には反対していたが、
トンネル方式で建設することで影響を出さないようにするという建設省(現在の国土交通省)の仲裁案に同意して建設が決まったが、
いざ建設が始まると、今度はトンネルの構造で揉めて工事が止まりかけたそうだ。
トンネル内部。
半開方式と密閉方式の2つの構造がお分かりいただけよう。
北大阪急行の下を通る。
521.6キロポスト地点
私が初めて名神高速道路を通ったのは小学6年の夏休みの家族旅行だった。
阪神高速から名神に入り、道路脇のキロポストを見て、名古屋から大阪まで500qも
離れているわけないよなぁ…どこからの距離だろう?とずっと考えていた
(当時は自宅にインターネット回線は引かれていなかったので調べることもできなかった)。
大阪府豊中市に突入!!
カントリーサインの図柄は池を泳ぐ白鳥
服部緑地公園をイメージしているとみられるが、この公園に白鳥は飛来しない。
[36] 豊中IC 2km
[阪神高速11号線は 豊中出口へ]
[36] 豊中IC 出口 1km
[36] 豊中IC 出口 500m
「追」「突」「注」「意」
阪神高速の渋滞、ひどくなっている…
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[36] 豊中IC 出口
豊中市街、大阪市内、加島、淀川方面はこちらから
[阪神高速11号池田線] 大阪空港、中之島方面はこちらから
阪神高速11号池田線は乗り換え。
[ハイウェイラジオ ここから]
ここはハイウェイラジオ尼崎局。
ここの回転式可変標識は故障ではなく無表示。80km/h制限はすでに解除されている。
兵庫県に突入!!
カントリーサインの図柄は神戸港
[37] 尼崎 3km
[38] 西宮 10km
神戸 29km
山陽新幹線の下を通る。
[37] 尼崎IC 2km
[静かに]
[37] 尼崎IC 出口 1km
[37] 尼崎IC 出口 400m
阪神高速の渋滞情報。さっきより伸びてしまっている…
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[37] 尼崎IC 出口
尼崎市街、塚口、伊丹方面はこちらから
[38] 西宮 6km
神戸 22km
名神高速道路が最初に開通した区間は栗東IC〜尼崎IC間。
ここから西宮IC間は1964年9月6日開通。
530キロポスト地点に到達
特に何ということはない。
路肩が狭く、高い防音壁に囲まれているのを見ると、都市高速を走っているみたいな感覚になる。
トラックに遮られ、前が見えない状態となってしまっている。
[この先 急カーブ]
左カーブが予告されている。
このカーブに差し掛かると、名神高速道路ももうすぐおしまいの雰囲気となる。
[38] 西宮IC 料金所 1km
長いカーブが終わると道路脇の防音壁が無くなり、景色が開ける。
[38] 西宮IC 料金所 500m
緩衝地帯として、60km/h制限の標識が設置される。
[38] 西宮IC 料金所
料金所の先は駐停車禁止。
[38] 西宮IC 名神終点 分岐 400m
[阪神高速へは右側車線へ]
[出口速度制限 40km/h 100m先]
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[38] 西宮IC 名神 終点
甲子園、西宮市街・神戸方面は左方向へ
[阪神高速3号神戸線] 神戸方面は右方向へ
東名・東京ICから536.2km。
西宮・神戸方面へ分岐すると、Uターンして名神に乗りなおすことができる。
道路レポートはこれにておしまい。
1963年の開通から55年以上という歴史の古さと交通量の多さに存在感の大きさを感じた。
廃止された施設がそのまま残されていたり、JH時代の物がそのまま使われていたりという歴史を感じ、
道路については山間部を除いて直線が多いので走ってて気持ちいいのと、
直線でもアップダウンによる曲線美が素晴らしく、見ていて楽しい道路だと感じた。
東名と併せて東京〜名古屋〜大阪の3大都市圏をダイレクトに結ぶ道路ということもあり、
開通当初から現在に至るまでたくさんの自動車が通行し、経済の発展に寄与してきた。
現在においては新名神・新東名が建設され、その大部分が供用開始されているが、
新ルートが完成したからといって従来のルートを廃止するのではなく、
新ルートが災害などで不通となった時のためのう回路として、従来のルートも残しておくべきだと思う。
ただ、55年以上にわたって使われている道路なので、大規模な補修工事は必要となるであろう。
これからは持ちつ持たれつで歴史を刻んでいくのかなと感じた。
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※レポートを提供してくださいましたヒバライオン新太様、ありがとうございました。
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