各地の都道府県で、今日新しいデザインの薄型LED信号機が登場している。今まで小糸工業(株)、(株)京三製作所、日本信号(株)の3社で共通の形だった薄型LED歩行者用信号機だったが、各社とも独自のデザインのものとなったようである。それと同時に、車両用信号機についても新しいデザインにした会社があるようだ。
その新薄型LED信号機が岩手県でも見られるようになってきた。中でも日本信号(株)製の薄型LED信号機の増加率が高いように感じられる。
日本信号(株)の歩行者用信号機は、以前の3社共通体のものに比べて丸みを帯びた感じのデザインとなり、優しい印象になったように思う。国道沿いばかりでなく規模の小さめの交差点でも、この信号機に更新されている箇所が多い。驚いたことに、U形の新しい電球式の歩行者用信号機であっても更新された交差点まであった。
日本信号(株)製信号機は、歩行者用に限らず車両用に関しても増加傾向で、面拡散型LEDのものが登場してきている。
次に(株)京三製作所製の信号機に関しては、形式「VSP-IH33」の新しい薄型LED車両用信号機が盛岡市に登場した。以前の形式「VAT-IH33」のものと比べてデザインが異なるのはもちろんだが、青・黄・赤の部分が分離していない一体型の構造となっている点も異なるようである。(株)京三製作所製の新型に関しては以前のものと変わった点が多いため、登場したことが特に嬉しく感じられる。
(株)京三製作所製の歩行者用信号機に関しても新しいデザインのものが登場しているようだが、こちらに関しては3社共通体のままであった。新しいデザインのものが登場するまで、まだ時間がかかりそうである。
そして小糸工業(株)は、未撮影だが歩車共に新型らしきものが設置されている交差点があった。
以上3社に関しては、(株)京三製作所製の歩行者用以外は新デザインの薄型LED信号機が登場したといえそうだ。今年はまず、これらの新デザインの薄型LED信号機の増加で楽しめそうだ。 |