岩手県において、信号電材製の信号機は、電球式は多いがLED式は少ない。しかし、ようやく信号電材製のLED信号機が歩車共に盛岡市内に出揃った。「ようやく歩行者用も登場してくれたか!」という思いである。
岩手県内では信号電材の信号機が少ないわけではなく、そこそこの数が見られる。県内を少し回れば、目にする機会は多いだろう。
しかし、多いのはあくまで電球式で、LED式に関してはこれまでほとんど見られない状態が続いていた。具体的には、盛岡市内において、通常型の車両用LED信号機は2箇所、通常型の歩行者用LED信号機は未確認、薄型の車両用LED信号機は1箇所、薄型の歩行者用信号機は未確認、という状況だった。
ところが去年の末、盛岡市みたけ地区に薄型の歩行者用信号機が登場しているのを発見した。盛岡市内ではこれが初確認である。
さらに今年に入って、盛岡市高松の2交差点が信号電材の薄型LED信号機に更新された。今まで数少ない状態だった上、警交仕規第1014号の新型であったことから、登場したのは大変嬉しく感じられた。
岩手県内では歩車共に、いずれの会社の信号機も薄型に完全以降した模様であるため、これから先、信号電材の通常型LED信号機の増加は期待できないのが残念な点である。だが、薄型LED信号機は増加が期待できるかもしれない。 |